日本は世界一の医療被曝国!?胸部エックス線検査、CT検査は本当に必要か?

 労働安全衛生法による義務で、会社は従業員に健診を受けさせなければならないらしい。だが、わたし個人としては、健診は絶対受けたくない。

 胸部エックス線検査は、学校の健診でも、雇い入れ時でも、検査項目の一つとして入れられている。「胸部エックス線検査は被ばく量が少ないから害はない」という認識をしている方が多いようだが、果たしてそうだろうか。 胸部エックス線を受けると、少なからずDNAが傷つく。放射線検査が本当に長期的な害がないのかは甚だ疑問だ。崎谷医師のブログには以下の内容が書かれている。
「医師は、一般に自分の行った医療行為の長期的影響を見ることが現代医学のシステム上できないので、医療行為と医原病の因果関係が認識できないのです。」
https://blog.paleo.or.jp/2019/05/02/%E3%80%8E%E5%8C%BB%E5%8E%9F%E7%97%85%E3%81%84%E3%81%92%E3%82%93%E3%81%B3%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8C%BB%E7%99%82/
(※医原病とは、医療行為が原因で生ずる疾患のこと。Wikipediaより)

 

 医療被曝に関して、
 首相官邸のホームページでは、以下の内容が書かれている。
「放射線による健康影響は否定できない」
「「原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)」の報告でも、放射線診断による医療被ばくの世界の平均値は、2000年報告では年間0.4ミリシーベルトだったのが、2008年報告では年間0.6ミリシーベルトと50%増加しました(文献1)。一部の先進国では、医療被ばくの線量が、実効線量として自然放射線からの線量を超えています。」
「わが国の医療被ばくによる一人あたりの実効線量は、年間3.9ミリシーベルトと推定され、自然放射線による年間被ばく線量2.1ミリシーベルトよりも多いとされています」
「日本のCT装置台数は世界一で、年間約3千万件ものCT検査が行われています。一方、米国の人口あたりのCT検査件数は、わが国よりもさらに多いようです。」


「放射線を用いた検査は発がんリスクを増加させる可能性があります。」


国立成育医療研究センターのホームページ


日本人の医療被曝は、世界平均と比べてかなり高い


環境省がまとめた、『「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(平成 30 年度版)」 第 2 章 放射線による被ばく』の資料(資料の3枚目)

https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h30kisoshiryo/attach/h30kiso-slide02-05.pdf



医療被曝の基礎知識

坂本博昭氏
2019年11月21日

https://hospital.tottori.tottori.jp/files/20191216165341.pdf



病気は、発見しようとするものではなく、予防するものだ。健康な人がわざわざDNAを傷つけ、がんになる可能性を高める検査をする必要はない。


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