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キャンドル制作との出会い
私のキャンドル制作との出会いは、2024年2月頃だったと思います。
普段からお風呂にキャンドルを持ち込んで長風呂をしたり、本を読んだりすることが好きだったのですが、ふと、キャンドル作ってみたい!と思い立ち、そしてすぐに、検索でヒットしたキャンドル教室の体験教室を申し込みました。
そもそもの私のことを少し書きます。
私は小さい頃から、「色」が好きでした。クーピーを眺めながら、この色は〇〇ちゃんで、この色は〇〇くんぽいな、なんて考えていたり、カラフルな絵本に、人の名前を書き込んだり。塗り絵ももちろん。音楽も好きで、音楽も色でイメージすることが多かったり。映画や美術館に行く機会も多く、いわゆる芸術と言われるものが結構好きでした。
そんな私ですが、最近まで、その好きなことを、仕事に活かそうとは考えたことがありませんでした。むしろ、理系の、論理的であまり感性を使ってはいけないような仕事を選んでいました!笑
ですが、「本当にこれでいいんだっけ?」「本当に自分がやりたいことってなんだ?」と考えるようになり、「自分の感性をもっと使いたい!」というのが出てきたんです。心からの声だな〜と自分で思えました。
なぜか、自分の感性を使って仕事をして良いのは、ごく一部の、選ばれた才能のある人だけだ、という思いこみがあったんです。学生の頃、自分の進路を選ぶとき、音楽をやりたいな、デザインを学びたいな、という気持ちがあったのにも関わらず、それを親にも誰にも言えなかったんです。芸大や音大はお金もかかりそうだし、自分の才能に自信もなかったし、何より、食べていけないだろうな、なんて思っていました。
でも、それってすごーく偏った思いこみだったな、と今は思います。時代もあるのかもしれませんが、今はたくさんの人が自分らしさや自分の感性を使って仕事をしていますよね。自分もそういう仕事をしてもいいのかもしれない、と思い始めたことが、現在のキャンドル制作につながっています。
社会人になってから、「表現すること」や「ものづくり」というものからだいぶ離れていたので、キャンドル制作を始めるときや、TS candleを始めようと思ったときは本当に勇気が要りました。今でもドキドキしながらやっています!笑 でも、最高に楽しいです。
キャンドル制作の魅力は、何よりもシンプルなことだと思います。確かに様々な制作方法がありますし、素材の知識などは必要なのですが、基本的には、「蝋を溶かして、着色が必要ならして、固める」それだけでシンプルなキャンドルは作れます。作業時間も数十分で、あとは固まるまで待つだけ。
面倒くさがりで、絵も得意じゃない私には、「色」を使って表現できるとても丁度良いものでした。
しかも、灯して消費できるのも良いところです。他のものだったら、作ったら場所を取るし、捨てるのも勿体無いと思ってしまうと思いますが、キャンドルは、作ったら、灯せばいい。そんな日用品としての側面もあるので、思う存分作って、失敗しても灯せば無駄にならない、そんなところも大好きです。
難しいことはできないけど、何か自分で表現したいな、自分の手で何か作りたいな、という人には、キャンドル制作、とてもおすすめです!
私の今現在は、初めて体験に行ったキャンドル教室のプロフェッショナルコースを受講しながら、「TS candle」としての制作・販売も少しずつですが始めています(通っているキャンドル教室についてもいつか体験記として書けたらいいなと思っています)。初めてのことだらけで、分からないことだらけなのですが、仕入れから制作・販売まで、自分でやれることがとても楽しくて、ワクワクしています。少しずつですが、皆さんに手に取っていただけるようなキャンドルを作っていけたらいいなと思っているので、見守っていただけると嬉しいです。
TS candle
Rina