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トレスで背景をかいてみよう
こんにちは、西川リナです。
トレスってあんまりいいイメージないですけど上手く使っていけばこんなメリットがあります。
・いつもよりちょっとリッチなイラストになる
・塗りに集中できる。
・背景の質感にこだわれる
・とにかく線がおおくなるので根気が付く
・物の形が直感的に分かるようになる
・パースのあるイラストが描ける
そんな感じで割と画力アップにつながります。ちなみに私がトレスを発動するときは同人誌の合同本などでみんな背景に気をつかってないっぽいときです…w
ずるい女ですよ。
まぁイラコンとかははねられると思いますが。
そんな訳で私のやり方を紹介していきます。
(1)まず背景の写真を撮ります
もしくは著作権フリーの写真とかでもいいですが規約がめんどいので自分で撮った方が無難です。その理由は後ほど。画質はスマホで十分です。
これははりまや橋と下の水を入れたかったのです。
人物を入れることを想定しながら場所を移動していい構図をさがします。
(2)プリントアウトして別の紙に人物のラフを描きます。デジタルの方が描きやすい人はデジタルで構いません。別のレイヤーにラフを描いて下さい。
後から人物入れるコツですが、アイレベルを意識しておくと大体いい感じになります。今回の写真はやや下から撮ってるので若干あおりで人物を描きます。
そんな感じのざっくりでいいです。
背景を自分で撮った方がいいのはパース線とか描かなくてもアイレベルが分かるからです。
(3)背景をトレスしていきます。ベクター線で直線と曲線がかけるソフト(私はSAIを使っています。多分クリスタでもいけます)でじゃんじゃんなぞっていきます。どこまで描き込んでどこを省略するかは慣れてくると自分基準が見つかります。全部は描かなくていいです。
今回は後ろがパチンコ店なのでガッツリ抹殺しました。東方なので世界観にあいませんし。
(4)人物を清書して全体を塗ります。
ここからは根気との闘いです。負けないように頑張りましょう。
こんな感じでやっていきます。結構簡単にできます。トレスで背景描けるようになると自分の創作でパースがある背景が描けるようになると思いますよ。
別のトレス背景のイラストも貼っておきます。これは若干背景挫折しておりますw
ここは個展の時に借りるギャラリーの入り口です。
人物の前にモノがあるので前面、人物、背景と分けています。
という訳で今回はこの辺で!
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