転職1年経って思うこと(MR→未経験IT)
外資系製薬会社を辞め、未経験でIT医療の会社に飛び込んでから1年が経ちました。あっという間…!
1年経って思うことをつづっていきたいと思います。
MRをしている方で、転職を悩んでいる方の少しでもヒントになれたらうれしいです。
転職して良かったこと
①価値観が変わった
②自分に自信が持てるようになった
製薬会社勤務時代、とにかく年収と役職にとらわれていた私でしたが、年収や役職よりもいかに「自分の価値を高めるか」という思考に変わりました。
年収は本業以外にもいくらでも手段はあるし、高い年収を得ることが幸せだというロジックは覆されました。なぜならば、MR時代より給料が減った今のほうが楽しく毎日を過ごせているから。
そして、役職に関係なく自分がやりたいことが実現できることを知りました。
とにかくマネージャーになることにこだわっていたMR時代。目指すものが役職しかなかっただけで、転職してみるとマネージャーという役職に拘らなくても自分の目的は果たせることがわかりました。企業の大小に限らず制限はあるけれども、ベンチャー企業で働けたことで自由に動けることの方が多いなと感じています。
数年前、漠然とした不安に押しつぶされそうになり、IT業界への転職を決意しました。「このままマネージャーになって、私はどうなるんだろう。MR不要論が唱えられる中、会社に不満ばかりの同僚たちと一緒に働いていくなんて本当に嫌だ。でも私に何ができるだろう…給料が減るのは嫌だ…」
そんな卑屈な私でしたが、今なんて「会社クビになったらおじいちゃんとYouTubeでもやればいいや」とそんな余裕すら生まれています。
自分の価値、お金を稼ぐ方法はたくさんあることを知れました。
転職して大変だったこと
①仕事
②プライベート
仕事は資料作りとほかの部署の人とのコミュニケーション(とくにIT関連ワード)についていくのが大変でした。
営業資料の作成は、10年社会人やっていたけど初めての試み。MRはご存じの通りクライアントにみせる自作資料がガイドラインで制限されているので、資料作成の機会はほぼなし。作っても社内向けなのでレベルは低いし、月1回程度…。現在はクライアントとの打ち合わせのたびに資料作成の機会がるので、慣れるまではめちゃめちゃストレスでした笑 (1年経つけどまだストレス笑)
パワーポイントの使い方はわかるけど、アイディアがなにも浮かんでこない…。ストーリーが作れない…。入社から半年たって仕事内容が分かってきて、ようやくちょっとずつできるようになったかなぁ、という感じです。
1年経つ今でも自信はもてないので、必ず他部署の人に確認してもらうようにしています。
プライベートはお金の使い方が変わったことくらいで、大変さはほとんどないです。むしろ割り切れるようになったから、変なお付き合いが減ったかも(これはコロナの影響も大)。MR時代のころのお付き合いって、お金の使い方も独特な人が多いんですよね。時間も。飲みに行ってなんぼ!みたいなところもあるし。転職と同時にボディビル競技へのチャレンジを始めた影響もあり、飲み会は断るようになったし、コロナのおかげで出歩くことも減ったので、余計な買い物が本当に減りました。服も断捨離出来てすっきり。
大変なことよりも、環境的に制限されたおかげで余計なお付き合いも含め断捨離出来たことが良かったことですね笑
転職を悩んでいるみなさんへ
悩んでいるくらいなら行動してみてください。見えないことだから不安。でも見えてしまったら「なんだこんな程度か」ってことも多々。今ある生活を失うのが怖いなら、ずっと手に入れられるように努力し続けるか、いっそのこと捨ててしまうかどちらかです。
私は捨ててみました。そしたら新しい自分に出会えました。人生100年時代。1日の1/3もしくはそれ以上を費やす仕事。悩むくらいなら挑戦してみよう。やってみないとわからないことってたくさんあると思います。
本日はここまで。転職に悩むMRの皆さんの一助になれば幸いです。