【part18】待ち続けるということ
「私の過去の態度」を引き合いに出された時、思っている以上に、当時の私がツレに与えた傷が大きかったことを知る。
◇
ツレと喧嘩じみたことをしてしまった。
「放っておいてくれ」というツレに対して私が踏み込んだら、
「自分は放っておいてくれと言って勝手に出ていくくせに、俺にはそうさせてくれないのか」とツレが言った。
私は何も言えなくなってしまった。
以前も書いたように、ツレと出会ったばかりの頃、私はだいぶ我儘で自分勝手だった。
他人に踏み入れられたくないからすぐシャットダウン