自分に自信がない人へ『ポンコツなわたしで、生きていく。』のススメ【著者いしかわゆき】①
こんにちは、rinです。
私のnoteにお越しくださりありがとうございます。
今日は私が最近読んだ本の中で感銘を受けた『ポンコツなわたしで、生きていく。』について紹介させてください。
自分のダメなところばかりに意識が向いてしまう、ストレスをためやすい、そんな人はきっとこの本を読むと、心がふっと軽くなるはずです。
実際に私もそうでした。
この本を読んでみた感想を一言で言うと、自分の心を軽やかにする方法と、自分に合った生き方を見つけるヒントがたくさん詰まった本でした。
本書の流れを大まかに分けると
ポンコツな自分を受け入れて生きる方法
やりたいことを見つける方法
自分らしく生きていくメンタルハック
の3つについて説明されています。
今回はその中でも「ポンコツな自分を受け入れて生きる方法」について書かれている部分をピックアップしていきます。
自分はなんで周りにできることができないんだろう?どうして自分はこんなにダメなんだろう?できない自分が嫌い!そんな風に悩んでいる人にぜひ見てもらいたい内容です。
こんな人にオススメ
自分のポンコツさをなんとかしたい
社会で働くのが辛い
フリーランスってどんな生き方?
自分の欠点を受け入れて生きる
この本の著者のいしかわゆきさんは、フリーランスライターとしてエッセイなども手がけていますが、以前は普通の会社で働く普通のOLでした。
しかし重度のADHDだったため、朝起きるのが辛く、嫌な業務はやりたくなかったためなかなか長く同じ職場で働けなかったそうです。
普通のサラリーマンが毎朝決まった時間に起きて、決まった場所に出勤して、業務の中で多少嫌なことがあっても我慢できる。
けれど自分はなぜか周りと同じようにできない、もしかして自分は「ポンコツ」なのでは?と思ったそうです。
実際に、最初の仕事では営業職を1年と半年、次の職場ではデザインの仕事を1年、最後の会社は8カ月ほどで退職しています。
このエピソードを聞くと「せっかく勤めた会社なのだから3年は頑張ろう」と思う人も多いのではないでしょうか?もしくは「早起きができるように改善しよう」「周りとなじめるように自分を変えよう」と考えるはずです。
しかし、いしかわゆきさんはまったく別の方法を選択しました。
それはポンコツな自分と向き合うこと「自分の欠点を受け入れて生きる」方法です。
早起きができなければ早起きしなくていい生き方
「自分の欠点を受け入れる生き方」とは、一言でまとめると自分の「できないこと」をやらないで生きる方法です。
早起きが苦手であればお昼からの仕事を選び、コミュニケーションが苦手であれば人と関わらない仕事を選んで生きると言うことを提案しています。
いしかわゆきさんは、3社目を退社したあとフリーランスという生き方を選び、現在はお昼に起きてのんびり仕事をはじめ、夜は漫画を読みながら寝落ちするというのんびりとしたライフスタイルを実現しています。
本を書くようなすごい人だから自由な生き方ができるのでは?と思うかもしれませんが、実際にここ数年でフリーランスとして生活する人も増えてきました。
リモートワークの発展によって、会社に行かずに仕事ができるようになり、企業もコストダウンのために内部業務を外注することが増えてきています。
その外注先として働くことは、実は資格や特別なスキルがなくても誰でもできることです。
その実例を本書では「メルカリ」を例に出して説明しています。
メルカリは販売の仕事をユーザーに委託することで、販売の手数料を主な収益源としています。
メルカリはスマホさえあれば誰でもすぐに始められますが、しっかりと稼ぐこともできる立派な仕事です。
ライターや動画編集者なども同じく、パソコンさえある程度使えれば始められる仕事です。
外注先になることで、やりたくない仕事は受けなくていいため、好きなことだけを仕事にして生活することもできるでしょう。
世間が思い込みで出来ていることを知ろう
「会社に勤めたら3年は我慢して働かなくてはいけない」
「いい大学に入っていい会社に勤めてそこで一生を過ごす」
「劣ったところは治さなければいけない」
と誰に言われた訳でもないのに、我々はそんな思い込みを持ってしまいがちです。
しかし、その思い込みから一歩外に出てみると、意外と生き方の幅が広いことに気がつくでしょう。
私の周りでも、自由で豊かなライフスタイルを送っている人はこのことに気がついています。
本書はそんな生き方を実現するための第一歩とも言える本なので、気になった人はぜひ手にとってみてくださいね。
次回は本書の中で紹介されている「やりたいことを見つける方法」についてお話出来たらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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