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【人生】自分は何者かになれるという呪縛から解放される

こんにちは。

つい最近まで「私はここに存在するレベルの人間ではない」とリアルに思っていたその「私」です。

この他にも、「私が一番でないと気が済まない!」「なんでみんな私に目を向けないのかしら!全く!」など、要するに自己中心的で自己愛に満ちた(ような)考えです。

全て過去の私。

この記事では、自己中心的で寂しい考えを手放せたきっかけと方法を僭越ながら記事にさせていただきます。

世界は私中心ではないと納得したきっかけ

きっかけは今年に入ってから読んだ「娘のトリセツ」という黒川伊保子さんの本です。私たち夫婦にはまだ子供はいませんが、人の心理や脳、コミュニケーションに興味がある私は、この本を見つけると迷わず手に取り購入していました。娘のトリセツと「息子のトリセツ」も一緒に購入しました。

2つともお子様との距離感や接し方について黒川さんのセンスある言い回しで書かれていますが、間違いなく女と男の脳の仕組みが分かるものです。

娘のトリセツの中に、胸を打つ内容がありました。

「素敵な自分になること」が目標だと、人に非難されたら、世界の終わりみたいな気分になる。
このような自意識過剰な思い込みを将来させない為に、父親が、少女期の自我をうまく刈り込んであげなければならない。自我のリストラを。

そしてこの続きにどのように父親が娘の自我を刈り込むのかという方法が書かれています。

このセクションは私中心の世界だと思っていた、でもどこかに虚しさを感じていた私に凄く刺さる文章でした。

あと、私はこの世界の主人公ではないが、この世界に必要な一部の重要なパーツであるということをこの本で知ることができました。

私には父親がおりませんので自我のリストラをうまく行ってくれる大人が周りにいませんでした。この本を読んで自分でセルフ自我のリストラをし、私が一番という気持ちを改めました。黒川さんの本のおかげです。セルフではないですね。

黒川さんの本が私の自我をリストラしてくれました。

最後に

私は自分に自信がありません。それ以上に今まで何者かになれると思っていた情けない自分も、自己中心的に回っていた世界も、どこかで感じている虚しさも全て受け入れています。自分も世間も許しています。

これは黒川さんの本に出会えた他に、自分と向き合う努力を今も尚、行っているから。

努力をした先に自信という結果が待っています。何者かになれるという思いは消え、自分をいい意味で愛せます。

かまちょな私は卒業し、この家にとって、この人にとって、この職場にとって私は重要な一部のパーツなんだと今日も心のどこかに思いをストックして1日を過ごします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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