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2024.7.31の夢
2024年6月、30歳になった。上の人達にはここから大事だねって言われる。わかる。だけど何歳だっていつも等しく大事でしょ。あと30歳からお腹が出てくるらしい。これは気をつけよう。
この前不思議な夢を見た。必要に応じて夢日記としていつも記録しているのだけど、夢か現かの夜中の4時くらいに目覚めた自分がつけたそのタイトルが「演劇特攻隊」だった。
とある日の深夜、どこかで行われている演劇で、「ぼうや!」の台詞きっかけで自分を含めた、13人くらいの特攻隊たちはバイクで現場(劇場)へ猛スピードで向かう。
到着すると楽屋に入り髪の毛を整える。そして石で作られた秘密の門をあけようとする。あけたら強力な蚊の大群がいて、刺されるとひとたまりもない。バイクにつけた回転箒のような武器をぶん回しながら我々はその中をこじ開けて通っていく。
やがて自分だけが目的の場所に着いた。その奥に眠っていた女と禁断の恋を味わう。裸で抱き合い絶頂を迎えようとする瞬間、男たちが入ってきて、女は射殺される。銃を突きつけられる「支度しろ。」と言われ、バイクに戻ると、その女にそっくりな女がそこにいた。
なんて素敵な夢だ。今思うとたぶん自分も出演者で「ぼうや!」のきっかけの台詞で舞台の上にやって来た。つまり自分はぼうやの役。
現実(ベッドに入る)→夢(演劇特攻隊)→夢の中で現実を突きつけられる(女が射殺される)→夢の中の現実の中の夢(そっくりな女が現れる)→現実(目覚める)
という、クリストファー・ノーランがやりそうな感じに現実と夢を行ったり来たりした。本当はまだ目覚めていないんじゃないか。怖い。
友達に30歳になった気持ちを聞かれて「責任感が芽生えた」と答えた。そんなのみんなもっと前からあるんだよって言われた。なんて立派な友達なんだろう。
いくつになっても夢であって欲しいとか現実であって欲しいとか思う。スピーカーのボリュームをマックスにHow deep is your loveをぶっぱなす!
夢であれ現実であれ自分の中で責任感は持ちたいものだ。