暇な大学生はいい子でいることを辞めた。
もう大学も卒業なんだけどなぁ。いい子ちゃんでいることに、もう何の意味も見いだせなくなった。気づくのが遅かったね。
いわゆる「いい子」でいることに慣れ過ぎてしまって、いい子ちゃん仕草がなかなか辞められないのだけど、それでも少しずつ手放したいと思っている。
結局は、社会とか、先生とか、親とか、そういったものに対して都合がよいというだけで評価される存在なのだと思う。
従順で素直な部下、真面目な優等生、聞き分けの言い子ども。
組織にとって、そしてそれを支配する者にとって、都合の良い存在。
「いい子」と評価されることがとても嬉しかった。でも、もうそんなものにすがるのは辞めた方がいい。自分はそれで本当に幸せなのかという問題。いい子だなんて、言われない方がいい。
どうすればいいのだろうね。自分勝手に生きていきたいと思いながら、もういい子にはなるまいと思いながら、それでも外に出ればにこにこしてしまうし、何にも面白くないのにへらへら笑ってしまう。やめろよ、周りの顔色を伺うのは。気を遣ってばかりいるのは。