今年最後のFOMC終了。来年はさらなる氷河期となる!米株 仮想通貨 来年の市場考察分析
こんビット!りんです。
13日CPI発表、そして本日明け方にFOMCと今年最後の重要な指標が発表されました。
米株、仮想通貨についてテクニカル❌ファンダメンタルズで
来年に向けた私の立ち回りや見解考察をりんリンクスしていきたいと思います。
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CPI後の米株、仮想通貨の反応
12月13日に2022年最後のCPIが発表されました。
結果は、市場予想よりさらに下振れの数値となりました。
元々予想がインフレ鈍化のコンセンサスとなっていましたが、それをさらに下回る発表を受けて米株。仮想通貨は急騰。
しかしその数時間後には特に米株についてはほぼ全戻しの状態となりました。
ここ最近では仮想通貨と米株の相関性が非常に弱くなってきていて相関性を考えたトレードは今はできなくなっていることがチャートからも読み取れます。
米株も楽観的な相場状況にあることは間違いありませんが、仮想通貨市場はより楽観に触れすぎている印象を持ちます。
最もハイリスクアセットであるにも関わらずこの楽観性は個人的に疑問でもあり興味深いです。
やはり米株への投資層と仮想通貨への投資層では属性が違うのかもしれませんね。
仮想通貨投資層は過去の仮想通貨バブルへの期待感がまだまだ根強くあるのかなと感じています。
個人投資家のビットコインホルダーも過去最高に到達していると言われています。
FOMC内容まとめ
政策金利は市場折り込み通りの0.5%でした。
ただし、パウエル議長は引き続き強固な姿勢で利上げを続けていくとコメントしています。
「来年の利下げについてはまだ考えていない、目標のインフレ率2%になるまでは、継続した利上げを行っていく。」
「直近のCPI数値の鈍化については、喜ぶべき点であるが、ピークアウトした証拠は不十分。鈍化したと言ってもこの水準は十分に高水準である。」
記者からのコメントでリセッションの可能性について聞かれると、
「労働市場も強く引き続きインフレ退治一択。
今すぐリセッションが来る可能性は低い」と返答
「また、ターミナルレートについてはこれまで同様に5.25%~5.5%程度。
2022年は加速的に強い利上げをしてきたがこれからはスピードよりターミナルレートが重要となる。」
「これまでのスピード感を持った強い利上げが必要なわけでなないとコメント。」
引き続き強い姿勢でタカ派発言を継続したイメージです。
FOMC見解と来年の市場考察
今回のFOMCを聞いた私の見解と考察です。
市場は来年2023年9月頃に利下げをコンセンサスしているようです。
しかしパウエル議長はバッサリとそれを否定しました。
結局来年のCPIを2%に抑え込めなければ2023年も2024年も利下げに転じることはないということです。
記者の質問で「来年のCPIが3%でも利下げはしないのか?」などの質問にも強固な姿勢で「しない」とコメントしていました。
個人的に現在の混沌とした経済状況で来年のCPIがすぐに2%に戻るとは到底思えないです。
つまり利上げは緩やかに継続されていくのだと想定できます。
そして、来年も引き続きロシアウクライナ戦争の長期化や中東問題、台湾紛争なども起こりえる可能性があり世界は今年より混沌とする可能性があります。
FED、パウエルの発言だけでも来年はさらなる氷河期になると想定できます。
インフレが様々な問題でぶり返す可能性もありますし、失業率悪化、景気後退という可能性も多いにあります。
仮想通貨市場については楽観すぎる相場だと感じています。
FTXショックの発端サム逮捕でFTXの杜撰な管理が表に出ました。
何一つの管理もしていないほどのレベルだったそうです。。
仮想通貨市場へのレギュレーション強化は免れられないと思います。
そしてバイナンスの出金停止問題も。。
来年も意図しないような大事件が仮想通貨市場には起こると想定しています。
チャート分析的にもビットコインもナスダックも下落トレンドの範疇だと私は見ています。
今が買い場というインフルエンサーは多く増えてきていますが、私はそうは考えていません。
勿論、DCAで仮想通貨や米株を購入し、長期間保有できるメンタルと資金力があるのであれば良いと思います。
私は今はまだ様子見で仮想通貨や米株のFXトレードで資金を増やしつつ来年の暴落を待って現物や株を購入していく予定です。
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