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トランプショック!ビットコイン暴落理由と今後について考察

#ビットコイン

トランプショックで暴落中。
ファンダメンタルズ分析共有

暴落理由は主に3つ

・トランプ関税
・米国債務危機
・米国準備金

・トランプ関税

まず、1つ目のトランプ関税について見ていきます

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-01/SR0YQ6DWLU6800?srnd=cojp-v2

トランプ大統領は日本時間2日カナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の追加関税をそれぞれ賦課する大統領令に署名しています。

実際の関税発効は4日の日本時間同日午後2時1分。

カナダメキシコ中国は

アメリカの主要輸入国であり全体の半数を占めます。

それぞれの国家トップはアメリカの関税に対して

反対や対向の処置を表明しており、

世界的なインフレ上昇の懸念となっています。

このような背景からリスク回避のドル買いとなりハイテク銘柄筆頭に急落しています。
SP500も米株としては1日で大きな下落幅となり週明けからは、窓を開けて急落し、ビットコインも相関する形で急落をしています。

一方でGOLDは最高値を更新しています。

一気に需要が高まっています。

GOLD上昇の背景にはそもそも

反米国家のドル離れというものがあります。

https://www.gainesvillecoins.com/images/blog/2024/05/global-international-reserves,-all-assets-since-1899.png

このチャンネルでは度々登場している世界のアセットシェア比率を示すチャートとなりますが、

明らかにドル1強時代からGOLDのシェアが増加してきていることがわかります。

これは反米国家中国を中心にロシアやサウジアラビアなどが米国債を売却しまくってGOLDを購入していることが基盤にあります。

昨年にも中国が秘密裏にGOLDを大量購入しているというニュースも出ています。

・米国債務危機

https://jp.reuters.com/world/us/2LLDCAZ77JICXPGNCIETOQLGAQ-2024-09-24/

そしてGOLD上昇の背景には

ムーディーズによる米国債の格下げが近いと市場が予測していることにあると思います。

難しい話なのでわかりやすくまとめて解説すると

現在米国には持続不可能な債務35兆ドルがあります。

米国債は国が個人や他国から借金をしているわけなので利息を返さなければなりませんよね?

現在はその利息が年間数兆ドルとなっているため持続不可能と言われています。

さらに悪いことに

トランプ関税によるインフレ懸念とFRBによる政策金利の利下げ見通しの低下によって米国債利回りは下がりづらくなっています。

さらにさらに

そこにそのような状況下でムーディーズによる格下げがあるとどうなるでしょうか?

米国債の価値は低下するので金利が大上昇してしまいます。

そうなると米国債金利が上昇するわけなので米国が支払う利息が上昇し、支払い不能。

いわゆる債務の不履行というやつになる可能性が出てくるのです。

債務不履行

つまり米国が債務者に利息を払えなくなると

世界最大の国アメリカの信用もなくなりドルは価値を失い

米国は崩壊します。

ドルが崩壊すれば

買われるのはリスク回避先であるGOLDとなります

GOLD上昇の背景にはこのような市場心理が働いていると個人的に考えています。

米国債務危機が訪れた場合、ビットコインはどうなるのか?

気になっている人も多いですよね。

個人的な話をすると米国債務危機が起きた場合

ビットコインはナスダックなど米株同様に売られる可能性が高いと思います。

コロナショックの時やシリコンバレーバンクの時と同様ですね。

ただ、ビットコインは

売りをこなした後は、ドル崩壊 中央集権への不信感から

重要が高まり結果的に価値が上昇していくと考えています。

・米国準備金

https://polymarket.com/event/us-national-bitcoin-reserve-in-2025?tid=1738541855338

そして軟調な理由はビットコインの準備金にもあると思います。
トランプ大統領は選挙前にビットコイン法案を可決し

シルクロードのビットコインを戦略備蓄とし、さらに準備金として買い入れるという大統領令をにサインすると豪語していました。

ポリマーケットの予測を見ても

2025年にビットコイン法案が可決される可能性は先月の60%から40%にダウンしています。

このような背景もビットコインに買いが集まらない理由だと考えられます。

ただ、米国の各州では米国がビットコインを準備金とする前提とした法案準備が着々と進んでいます。

そして今回のトランプ関税やシルクロード創設者の恩赦

市場反応に関係なく決めたことを実行する力がトランプにはあります。

個人的にはビットコイン法案はそう遠くない未来に急に話が進むんじゃないかと楽観視しています。

それから

トランプ大統領はエネルギー政策においては、自国の石油を掘りまくって石油価格を下落させインフレを鎮静化させようという政策を進めています。

アメリカですがサウジアラビアと仲が悪くないトランプはこの石油価格についてサウジとも合意を取っているようてす。

この背景にはロシアウクライナ戦争を終結させる狙いも含まれています。

石油価格が世界的に低下するとロシアの経済は衰退し

3ヶ月で戦争を継続できないという試算が出ています。

もし計画通りに行けば戦争終結も相まって世界のインフレは低下する可能性が高まります。

と、まあこんな感じで

現在は続落中のビットコインですが、

長い目で見ると買われる要素が多数あります。

前々から個人的に予測しているように今年は何かしらのショック相場が起きる可能性が高く

米株は到底買おうとは考えていません。

ただ、ビットコインは米国債務危機や米国準備金 による需要拡大から資金が集中し結果的には大上昇となる可能性が高いと考えています。

短期的にはビットコインは悲観となっていますが。年内さらなる上昇可能性は高いと見ています。

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