リーマンショックと徹底比較!ナスダック55%大暴落!?半減期とリセッションが同時期の可能性!?
リーマンブラザース破綻から株価は急落したがその後の救済処置などから株価は一時的に回復。
しかしその後、ナスダックはリセッション入りから最大55%の大暴落に至りました。
逆イールドカーブ解消から約1年後に大崩壊。
私のシナリオはこうです。。
信じるか信じないかはあなた次第です
おはビット!りんです。
FOMCが終了しましたが、中長期的には本当に難しい相場が続きそうです。
今回の動画はリーマンショックの傾向と現在を比較し今後のナスダックやビットコインの価格がどうなっていくのか?底打ちしたのかについて中長期考察!私なりの考えをりんリンクスしていきます!
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リーマンショックと現在を比較
私のチャンネルには投資初心者さんが多いと思いますのでめちゃめちゃわかりやすくまとめて解説していきます。
細かな時系列が気になる場合は別途調べていただければと思います。
それではまず、
リーマンショック前提環境を確認していきましょう。
2001年ITバブル後の金融緩和によって2007年に住宅バブルが崩壊。
まず、サブプライム危機が起きる前兆が起こりだします。
2007年4月にサブプライム住宅 ローンを手がける米ニュー・センチュリー・ファイナンシャルがチャプター11申請し破綻。
それと共に関連企業などが次々と破綻していきます。
理由は明白で低金利で住宅を購入したサブプライム層が支払いが困難となったためです。
当時のブッシュ大統領は固定金利可にするなど対応策を出すも世間からも批判され失敗となっています。
🔽参考
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2007-04-03/new-century
このあたりからサブプライム危機が市場に顕在化していきます。
その後、リセッション入りし
2008年9月15日にリーマンブラザースが破綻。
リーマンの負債総額は6130億ドル(約63兆8千億円)
ナスダックは2007年のリセッション入りから約55%もの大暴落を観測しています。
この時のデータを見ていただいてもわかるのですが、20%程度の下落後は横ばいと反発を繰り返していることがわかります。
チャートを見ていると底打ち感。反発の兆しに見えてしまいますね。
そしてその後大暴落へと至るのです。
今回破綻したSVB(シリコンバレーバンク)が2000億ドルの負債額はリーマンブラザースの1/3。
市場ではリーマンほどではないなどと言われていますが十分に大きな負債ですよね。
もし連鎖破綻が起きればどうなるのでしょうか。
ここで『あれ?』と思った方は鋭いです。
リーマンショック時にもリセッション入りする前にサブプライムの破綻が取りざたされ始めたのちに大きなショックが起きています。
今回のSVBの負債額がリーマンブラザースの1/3とは言え2000億ドルは前兆としては大きすぎますが、もしこれが前兆だとしたら。。
リーマンショックなど比にならない崩壊が起きてもおかしくありません。
その後、リーマンブラザース破綻後に連鎖破綻となったAIG(アメリカンインターナショナルグループ)に対して緊急融資が発表されました。
シリコンバレーバンクと同様に最大800億円まで融資をすると発表されています。
これも今回の救済と似ていますね。
今回も新しい政策バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)が制度が新設されています。
🔽参考
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-16/RRMDW7T1UM0W01
バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)とは
今回のSVbなどの銀行破綻を受けてFRBが新たに出した政策です。
BTFPを簡単に説明すると銀行が保有している債券などが利上げによって価値が減少しても購入時の時価総額に対して貸し付けを行ってくれるという制度です。
今回SVBは低金利時代から高金利時代への移行で大量に保有した債券などの価値の減少やスタートアップ企業の預金などの減少によって破綻。
こういった破綻を防ぐための精度と言えます。
そして裏を返せば、この精度は利上げされて債券価値が下落しても貸付額が下がらないというものなので今後の利上げや銀行破綻のリスクを考慮している政策とも言えます。
逆イールド、失業率をナスダック価格を比較
グレーのゾーンは2007年から始まっているリセッション。
私の動画ではいつも話していますが青色のチャート(逆イールドカーブ)が順イールドに変わり上昇したタイミングからリセッション入りしていることがわかります。
そして順イールドがピークを付けたあたりから失業率は急速に上昇を始めナスダックは大暴落を始めています。
鋭い方はお気づきかもしれませんが、このデータを見ると逆イールド解消から大暴落までの期間はおよそ1年間ありました。
それでは現在のデータと比較してみましょう。
※真ん中はコロナショックです。
急速な失業率上昇とナスダックの下落が観測できますが、超量的緩和策で異次元的政策をしているので参考外となります。
リーマンショック時のデータと同様に逆イールド、ナスダック、失業率をグラフ化しています。
赤マルが現在です。
ここ最近2年国債の利回りなどが上昇したりして一旦上昇した逆イールドは再び下落しています。
過去の歴史から逆イールド解消からリセッション入りするということを考えると私の考えではリセッションは濃厚だと考えています。
CPIも大きな減少には至っていませんし、失業率もまだ大きな上昇はしていません。
いつも動画では解説していますが、逆イールド解消⇒失業率増加⇒株価下落という構図となります。
こうやって過去と比較しつつ現在の環境を見ていくと現在がもしかしたら質の悪い長いブルトラップの可能性も念頭に入れなければいけないことがわかります。
ちなみにナスダックはリセッション前の価格に戻るまで3年以上かかっています。
ナスダックとビットコイン
私の考えでは今回の過去類を見ないハイパーインフレと利上げ。
逆イールドの深さを考えてもリセッションは不可避と考えています。
SVBの破綻と救済は暴落序章に過ぎない可能性があります。
ナスダックなど米株に関しては1年以内程度に暴落が来ると私は予測しています。
ビットコインについては、本当に難しいです。
ここ最近のビットコインの上昇は中央集権と金融機関への不信感からの上昇も大きな要因となっているはずです。
つまりステーブルコインなども中央集権であるため大きな資産家たちはビットコインに避難をしているのです。
これまではハイテク株やナスダックと共に相関していたビットコインですが、最近では創刊しないことも多くなってきています。
リスクオンアセットでありながらリスクオフアセットの一面も持っているということです。
ただし、そんなビットコインも厳しい景気後退局面では売られると思いますので来年暴落がある可能性があります。
それらを踏まえた私の新たなシナリオはこうです。
①半減期が2024年の中盤以降と仮定
②私のリセッション予測が2024年中盤以降と仮定
※2つをおよそ同時期と仮定。
もちろん仮定での話ですが、偶然にもタイミングがかぶっているのです。
つまり価格的にはしばらくの間プチバブルが発生。
そして半減期とリセッションのタイミングで大暴落が起こります。
と言っても15000ドルの底堅さや米株と比較して強い挙動をしていることからもせいぜい13000ドルかなと考えています。そして現在価格からも買い場となりますが、1年後のリセッションと半減期のタイミングで大きな買い場が来ると想定しています。
そして半減期後にバブルが来るという法則からもその後リセッション後のリスクオンアセット底打ちと共に大上昇をするのではないかと考えました。
現状新たに改正した中長期シナリオはこんな感じです。
けっこうしっくりきませんか?
もちろん私の頭の中で考察している内容なので信じるか信じないかはあなた次第です。
まとめ
今回は難しいデータや考察をわかりやすく解説し、私の新たな中長期シナリオも共有いたしました。
①現在はプチバブル発生中。
①逆イールド解消からが本当のリスク
②以前失業率も低い状態。
③私はリセッションが来ると思っている。
④リーマンと状況が似ている。
⑤BTTP精度から利上げや銀行破綻の可能性がある。
現在はプチバブルが発生しています。
理由は簡潔にFRBバランシートが上昇しある種QEをしていると言っても過言ではない状況だからです。
そして今後もこのQEが継続するのであればプチ資産バブルは継続するでしょう。
ただしそれは長くは続きません。
②~⑤の情報からも1年後にリセッションやナスダックの大暴落が来る可能性は大いにあると思います。
ただし、次の大きなショックのタイミングが本当の買い場になるではないかと今は見ています。
ビットコインは3万ドル⇒4ドル⇒3万ドル⇒2万ドル⇒4万ドルのような推移しバブルに向かっていくのかもしれません。
具体的な数値を予想するのは難しいところですが私のイメージは画像です。
いかがでしたでしょうか?
ご意見や皆さんの考察なども是非コメントで教えていただけたら嬉しいです。
動画でも解説👍