作品裏話─「好きな漫画家が死んだらしい」&「小説家を殺しに行こう!!」
こんにちは、こんばんは、秋野凛花です!!
今回は、作品解説第2弾!! ということでして……。
ワケあって、2作品同時に解説させていただきます。
というわけで、今回紹介する作品はこの2つ!!
「好きな漫画家が死んだらしい」
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「小説家を殺しに行こう!!」
カクヨム→小説家を殺しに行こう!!(秋野凛花) - カクヨム (kakuyomu.jp)
ノベルアップ+→小説家を殺しに行こう!!(秋野凛花) | 小説投稿サイトノベルアップ+ (novelup.plus)
※下記よりネタバレを含みます!! 未読の方は、上記を読んでからまた来てください!!
「小説家を殺しに行こう!!」について
書いた順番としてはこちらが後なのですが、ワケあってこちらからの解説になります。
まずキャラについて。
佐藤雄二(PN:帳瑛士)
何を隠そう(?)今作の主人公。小説家志望の底辺作家、と自分で名乗っている。更に本番に弱く、周りをひがんでばかりの、捻くれた思考を持っている。
SNSの相互である「ヤマダタロウ」の才能を憎み、彼(?)を殺したい、と思って悪魔を召喚した。
で、この主人公、私です笑
流石に私は底辺を主張していませんが、たまにTLを見ていると思うんです。「……この作家たち全員いなくなれば、私の作品はもっと読まれるんじゃないか……」と。
……いえ、大丈夫ですよ!? 殺しに行きませんから安心してください!!
えー、もしかしたら上記した私と同じことを思っている人が、これを読んでいる人の中にもいるかもしれません。そんな作家のエゴの塊こそ、この佐藤雄二なのです。
クロード
雄二の召喚した悪魔。何だかんだツッコミに回る羽目になっている。優秀な悪魔なのに。
……優秀な……はずなのに……笑
作中ではある意味一番かわいそうなキャラになってしまった気がします笑 ごめんねクロード……。
そして作中一番の謎。……雄二、君、どうやって悪魔なんて召喚したんだ……。
高峰涼(PN:ヤマダタロウ)
フォロワー数5万以上の神作家。雄二とは相互。イケメンで才能やら何かと恵まれている。帳瑛士の小説を読んだことがきっかけで小説家を志望し、彼の作品、そして彼そのものが大好き。
この作品がブロマンスになったのはコイツのせいです笑
イケメンで才能もあって、だけど天然で抜けているところがある……という、私の二次元で好きな男の要素が詰まっています笑
ペンネームは、妹が適当に付けました。ヤマダタロウ。片仮名なのが個人的に気に入っています。
たぶんこの後は……雄二にべったりくっつく日々が始まりますね。雄二の安寧の日々は消えました。涼くん、どうか背中に気をつけて。
次にテーマについて。
無いです(は?)。
頭を使わない感じのギャグが書きたいな~。と思った結果のアレです。お陰で「会話」という私の強みが活かせたかと思います!! 書いていて楽しかったです、ほんとに。
そして書きながら、「あ、これ涼の性格的にブロマンスになるな……」と思って独自にタグをつけさせて貰いました。実はBLが好きな秋野ですが、「流石にBLに振り切ってしまうのは主旨が変わってくる!!」ということでブロマンス。
この後二人が恋仲になるとしたら……たぶん同担拒否のヤンデレ彼氏になるのではないでしょうか(涼が)。雄二の知らないところで外堀埋めてそうで怖い笑
「好きな漫画家が死んだらしい」について
こちらは初め、「小説家を殺しに行こう!!」の派生作品として誕生しました。
その点もありまして、こちらの作品、「小説家を殺しに行こう!!」の少し後の作品になっております。
まずキャラについて。
雲雀瑠璃子(PN:無し)
主人公。大学生。自称キモオタ&「好意を抱いた人に徹底的にストーカー検定」師範。そのせいで彼氏にフラれたことがある。最近の一番の推し絵師は、「西ヶ崎麗子」。
私が書いただけに、いいキャラしてます(自画自賛)。
私にこういった……性格? 特技? は、ありませんが……本当、書きながら「すごいなぁ……(他人事)」と思っていました。ノリと勢いだけで書きました。本当に。頭使ってなかった。
これからもこの子は、強かに生きるのでしょう……。
高峰澪(PN:西ヶ崎麗子)
高校生。神絵師。プライドが高く、自分が恵まれた人間で、周りと何となく違うということを自覚している。口が悪い。
えー、言い方が悪いですが、思春期を拗らせた少女です……。
「西ヶ崎麗子」の名が独り歩きしてしまったことに嫌気が差し、「西ヶ崎麗子」を殺しました。ここにいる、「高峰澪」を見てよ。それが全ての始まりです。
今回瑠璃子ちゃんが澪ちゃんを見つけたから、澪ちゃんは救われたし、きっと彼女のおかげで楽しく生きることが出来ます。まぁキモイんですけど。
次にテーマについて。
無(ry)。
何度も述べた通り、こちらは「小説家を殺しに行こう!!」の派生作品です。そのため、「肩慣らしに書こう!!」と書き始めたのが、これです。
私のギャグ風味を皆さんに美味しくいただいてもらえるか……それを確かめる、という意味も込めて書き始めました。
私のとしては、肩慣らし過ぎてもう脱臼してしまった気分ですが……笑
沢山の反応を頂き、「ああ、安心して私らしく書いていいんだな」と思えました。ありがとうございます。これからも頭を使わずに書きます!!!!(違うそうじゃない)
あとこの作品は個人的に百合だと思っています。異論は認めます。
二作品の関連性
時系列を大雑把に言うと、
小説家を殺しに行こう!!
↓
好きな漫画家が死んだらしい
となります。
それは作中でもちらっと語られており、例えば、
・私を待ち受けていたイケメンお兄さん (松葉杖で歩いてる)に、……(以下略)(「好きな漫画家が死んだらしい」「2」より)
これは「小説家を殺しに行こう!!」にて、雄二が涼を突き飛ばしたがために生じています。
「小説家を殺しに行こう!!」内では入院していましたが、無事にその後退院できたようですね。だけど松葉杖で階段を上がろうとするな。
また、
・「何か最近切羽詰まってるみたいだし、気分転換にもなるんじゃないかな」(「小説家を殺しに行こう!!」「2」より)
この涼のセリフ、これは澪ちゃんが「西ヶ崎麗子が独り歩きしている」という事実に悩んでいる、ということに涼が気づいている、という示唆です。
いいお兄ちゃんしてるね、涼くん……。
まあ結局その後澪ちゃんは「西ヶ崎麗子」を殺すのですが(おい)。
他にも関連性は散りばめた(はず)ので、良ければ探してみてください~!!
また、二作品の相関図は以下のようになっています。
(製作時間、約2時間……頑張った✨)
何で雄二と瑠璃子ちゃんは義理の兄妹になったのか……。
何で名字が違うのか……。
……それはそういうものだと思ってください!!!!(おい)
特に何も考えていません!! ノリと勢いで生み出した作品ですので……許して……。
これを踏まえた上で作品を読み返すと……また違った面白さがある、かも?
最後に
というわけで、作品裏話第2弾でした!! 書くのが楽しくなっちゃったせいで長くなってしまい、すみません……!! しかし、ここまで読んでくださってありがとうございました🙇💦💦
かなりお気に入りの作品になりましたので、こうして語ることが出来て幸せです。
作品の感想は、サイト内や匿名メッセージサイト(こちら)などでお待ちしております!! ぜひ感想ください(直球)。
それでは次の機会にお会いしましょう!!