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「手を飾るワーク」やってみた

どこでどうつながっていったのか、たどり着いた「ムーンプランナー」という手帳、そこから「自問自答ファッション」という言葉。

介護業界の現場で働いて30年近くになり、爪は短くしたままだし地方住みの出不精だから都会へ出かけることもあまりない。
たまにこういう服着たいなと思っても、足が太くてみっともなかったりして購買意欲が消えることも多い。

それでも、きちんとしていたいという気持ちは奥底にあった。
少しずつ前向きになってきたのは、美容院を替えてから。
ゆるく癖があり、毛量の多い髪は私の悩みの一つだった。
ショートヘアにしていると男性に間違えられるし、ふわふわのくせ毛を活かしている人を見て真似してみようと伸ばしていたのが去年の秋ぐらい。
でも通っている美容室の担当者の接客がだんだん気になりだし、思い切って替えてみたら当たっていた。
最初の印象がよかったので、その担当美容師に思い切って、ショートにしてみたいと言ったら「お任せください、かわいくしますよ」と力強い言葉をくれたのだ。
美容師にそんなことを言われたのは初めてだった。
そして仕上がりを見た私は鏡の前でニヤニヤしてしまった。
ベリーショートに近い長さだけれど、男みたいな私はいなかった。
昔、短くしたらサルみたいになってたのに…。
髪を乾かしに来てくれた別の美容師さんが「ショート、よくお似合いですよ。マフラーやストールを巻くのもショートヘアだとすっきり見えておすすめです」とニコニコしながら教えてくれた。
薄手のニットにショールを羽織るスタイルは好きだった。
それが映えるのかと思うと断然嬉しくなってしまった。
センスはないけど、きれいにしてみようと思い始めた瞬間だった。

とはいえ、ファッション雑誌を見てもピンとこない。
なので無難だけど好きな格好をしていることが多い。
そんな日々に飛び込んできたのがあきやさんの「自問自答ファッション」だ。
まだムンプラも始めたばかりで、手探り状態ながらもTwitterに流れてきた「手を飾るワーク」が目を引いた。
タグをたどってたどり着いたあきやさんのブログを読み、記事も読んでここに至る。
そんな私の初「手を飾るワーク」がこちら。

祖母がよく首に巻いていたスカーフ、今やってる好きなゲーム「魔法使いの約束」の推しキャラ香水、人生を変えた漫画の一つ「シティーハンター」冴羽獠の香水、結婚する時に母が買ってくれたピンクパールのネックレスもろもろ。
指輪はバラエティショップで買った最近のお気に入り。
ネイルはネイルホリック。
深緑は今好きな色だ。
こうして見てみると、香水の配置をもっと考えたらよかったとかいろいろ思う所はあるけれど、好きな物を置いたこのスペースはとてもワクワクするものだった。
ほんとはパソコンを置いていたこのスペースだけど、これらを片付けてからは今勉強しているアロマテラピーの本や精油ボックスを置いた。
調香が好きなので、この場でやれるように。
ムンプラのコンセプトには、アロマに関する私のことを書いた。
私にとって、とても思い切った自分への提案。
折れそうになったら、ムーンプランナーや学び始めた自問自答ファッション、そして「手を飾るワーク」でキラキラとした気持ちを思い出していきたい。

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