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幸福度を上げたインテリアデザインとは

空間の工夫で幸福度は上がります。
ある研究で、医療機関において働く人の幸福度を調査したところ、「バイオフィリックデザイン」を取り入れた医療施設では、幸福度が上がるという結果が得られました。
医療施設だけでなく、オフィスや自宅でも活用できそうです。




・バイオフィリックデザインとは

自然の要素を取り入れた空間デザインです。おうち時間が増えたここ数年で、バイオフィリックデザインへの関心度は上がっています。
まず観葉植物を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、それ以外にも自然要素を取り入れることは可能です。
インテリアに積極的にバイオフィリックデザインを取り入れて、幸福度を上げましょう。



・バイオフィリックデザインで幸福度を上げるには・・・

❶自然光が差し込むスペースで過ごす

日光を浴びることで、私たちは生活リズムを保ちやすくなっているといわれています。
朝起きて日光を浴びることで頭が覚醒しますし、夜に睡眠ホルモンが分泌されやすくなることがわかっています。
室内にいながらも日光を感じる暮らしを送りましょう。
おすすめは、室内の日当たりの良い場所を日中過ごす場所として家具のレイアウトをすることです。在宅ワークの方はワークスペースを日当たりの良い部屋や場所に配置するとよいでしょう。出勤される方は、朝食を食べる場所を朝日の入りやすい場所にするとよいでしょう。



❷自然素材の装飾

観葉植物や木材はもちろん、ラタン、竹、バナナリーフなども自然素材といえます。
北欧インテリア、ナチュラルインテリア、アジアンインテリアだと自然素材の家具、アートや小物類などを取り入れやすいでしょう。
無機質な印象のモダンなインテリアの場合も、アクセントに観葉植物や自然素材を取り入れるのがおすすめです。観葉植物の場合、鉢はモダンインテリアに合わせることで統一感が生まれやすくなります。


❸窓から見える自然の景色を楽しむ

窓の外に自然を感じられる場合は、窓からの景色を楽しみやすいレイアウトにしましょう。
窓の外へ向けてソファやチェアを配置するなどして、天気や四季の移り変わりを楽しみましょう。



❹木製家具を取り入れる

木質の家具は視ることでも、触れることでも自然を感じることができます。
木目調のシートを貼ることで価格を抑えた家具もありますが、より自然を感じ、幸福感を感じることができるのは本物の木材を使用した家具といえるでしょう。



❺温かみのある色彩のインテリアデザイン

青や水色に代表する寒色より、赤やオレンジ系の暖色の方が温かみを感じられるでしょう。
しかし鮮やかな赤やビビッドなオレンジ色は避け、淡いパステルトーンくすみがかった色が温かみを感じられるのでおすすめです。
夕日が沈みかけるタイミングのような穏やかな色調を目指しましょう。
ラグやカーテンなどのファブリック類や、アートやオブジェなど小物類で取り入れるのがおすすめです。



さいごに

バイオフィリックデザインのインテリアで過ごすことで、心の安定により幸福度が上がります。
ちょっとした工夫で室内に自然を取り入れることは可能なので、普段長い時間を過ごす空間にバイオフィリックデザインはおすすめです。





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