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睡眠の質を低下させる、寝る2時間前の環境が危険

睡眠の質を低下させる、寝る2時間前の環境が危険

睡眠時間を確保することは大切ですが、「量より質」という考え方も広まってきています。
睡眠時間を確保していても、浅い睡眠状態が続いたり、夜中に何度も目が覚めたりしてしまっては、十分な睡眠とはいえません。

睡眠の質って?ノンレム睡眠やレム睡眠という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
ざっくりいうと深い睡眠と浅い睡眠を一晩に数回繰り返している状態です。
深い睡眠も浅い睡眠も、睡眠には必要である

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睡眠とインテリア[快眠湿度と湿気対策]

睡眠とインテリア[快眠湿度と湿気対策]

じめじめした気候が続く時期は、湿度の影響で睡眠の質が低下している可能性があります。

・睡眠にとって快適な湿度は?快眠できる湿度は約50%前後です。
6月、7月になって寝つきが悪くなった、寝苦しくなった、夜中に目が覚めるようになったという方、気温が高くなったからだと思い込んでいるかもしれませんが、気温以上に高湿度の影響が大きいかもしれません。
雨の日や梅雨時期には、湿度対策もしっかり行っていきまし

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睡眠とインテリア[寝室の花粉対策]

睡眠とインテリア[寝室の花粉対策]

花粉症時期は睡眠の質が低下しがちです。
花粉症による睡眠への影響と、インテリアでできる花粉症時期の対策についてご紹介します。

・花粉症で睡眠の質が低下する理由花粉によって体のアレルギー反応が起こると、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、皮膚のかゆみ、目のかゆみなどの症状が出てきます。
睡眠時、室内の花粉量は外と比べて少ないですが、花粉によるアレルギー症状は夜も続いてしまいます。
睡眠時、鼻の症状があると口

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睡眠とインテリア[冬の寝室対策]

睡眠とインテリア[冬の寝室対策]

冬は睡眠の質が低下しがちです。
その原因の1つが就寝時の温度環境といわれています。
インテリアでできる冬の快眠対策についてご紹介します。

・睡眠に最適な室温環境室内環境がこの中性温域にある時に睡眠は安定して出現するといわれており、特に「28度付近」に睡眠量が最大になるという報告があります。
ただ、この28度というのは、衣服なし・寝具なし の環境下の数値目安です。
実際の生活における、衣服あり・寝

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睡眠とインテリア[キャンドル活用]

睡眠とインテリア[キャンドル活用]

キャンドルはおしゃれなインテリア小物として知られているかもしれませんが、実は使い方によっては快眠アイテムに変わります。おすすめです。

睡眠に対する光の影響ブルーライト

パソコンやスマホの画面からの光いわゆるブルーライトは睡眠の質を下げるといわれています。光(ブルーライト)が目の網膜から脳へ伝わり、睡眠時に必要なホルモン「メラトニン」の分泌を抑制することがわかっています。
メラトニンが分泌されな

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睡眠とインテリア[目覚め環境]

睡眠とインテリア[目覚め環境]

「就寝前はオレンジ色の照明」「就寝時は薄暗い環境が最適」という情報は聞いたことがある方は多いと思いますが、起床時の明るさ環境も大切です。

なぜ起床時の光が良い目覚めにつながるのか人は睡眠時は睡眠ホルモン「メラトニン」が体内で分泌されています。このメラトニンは1日を通して体内での濃度が変化します。メラトニンは就寝前から上昇し、起床時には基本的に低くなるホルモンです。
メラトニン分泌を抑制する要素の

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睡眠とインテリア[波長(ブルーライト領域)]

睡眠とインテリア[波長(ブルーライト領域)]

「ブルーライトが睡眠に悪影響」というのは多くの方が聞いたことがあると思います。
「ブルーライトはパソコンやスマホのディスプレイから出る光」とだけ認識されている方もいるかもしれませんので、そのほかの情報もご紹介します。ややマニアックな内容です。

ブルーライトとは光は電磁波という波の一種で、様々な長さで存在します。
私たちの目で見れる光は「可視光線」という約380-780nmの領域です。
このうち、

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睡眠とインテリア[就寝中の光]

睡眠とインテリア[就寝中の光]

質の良い睡眠をとるためには「オレンジ色の照明が大切!」というお話は割とよく知られていますが、そのほかにも重要な要素は存在します。
今回は、睡眠の質を高める【就寝中の光環境】についてご紹介します。

目を閉じていても光の影響を受ける目を閉じていても人間は光を感じとります。
まぶたを通して光を感じ、光の信号が脳に伝わります。
脳に伝わることで「覚醒」作用があるため、
浅い睡眠状態、睡眠時間の減少、睡眠

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睡眠とインテリア[窓/カーテン活用]

睡眠とインテリア[窓/カーテン活用]

睡眠環境の物理的な内容です。

睡眠に最適な室温とは個人差はありますが、室温28度の環境だと睡眠量が最大になるという報告があります。
ただしこの28度は 寝具なし、衣服なしの状態での目安です。
体感温度の個人差、寝具、衣服によって最適な睡眠時室温は変わってきますので、28度は1つの目安程度に考えてください。

窓と室温の深い関係性建物の造りによって、外の気温の影響を受けやすい部屋(家)、影響を受け

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睡眠とインテリア[色彩活用]

睡眠とインテリア[色彩活用]

企業のロゴや、商業施設に上手く活用されている「色彩効果」ですが、インテリアに取り入れることでリラックス空間に変わったり、落ち着く空間に感じられるようになります。

逆に、間違えた使い方をしてしまうと、睡眠に悪影響になる可能性も考えられます。

この記事では「青色」「アースカラー」についてご紹介します。

青色の色彩効果寒色に代表される「青色」は、冷静、鎮静、興奮を抑える、といった色彩効果があるとさ

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睡眠とインテリア[室温とベッドの配置場所]

睡眠とインテリア[室温とベッドの配置場所]

睡眠にとって最適な室温があります。
個人差はありますので、目安の数値としてご覧ください。

睡眠に適した環境良い睡眠をとるために必要な要素の1つが『温度』です。

ヒトが安定的に生存できる温度【中性温域】は
25~31度と考えられています。

室内環境がこの中性温域にある時に睡眠は安定して出現するといわれており、特に「28度付近」に睡眠量が最大になるという報告があります。

ただ、この28度という

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睡眠とインテリア[おすすめ間接照明器具]

睡眠とインテリア[おすすめ間接照明器具]

寝室や就寝前にリラックスして過ごす空間に「間接照明」は特におすすめです。

間接照明がおすすめの理由直接目に光が入るような一般的な照明は、頭を覚醒させます。
朝や日中は必要ですが、就寝前に過ごす空間を過度な明るさの照明にしてしまうと覚醒が続き、寝つきの悪化、睡眠の質の悪化に繋がる可能性があります。
光が直接目に入らない「間接照明」は、交感神経を刺激しにくいので特に寝室には最適です。
やわらかい光の

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睡眠とインテリア[全般照明・局部照明]

睡眠とインテリア[全般照明・局部照明]

照明器具の種類や配置場所によって、お部屋の雰囲気は変わります。雰囲気だけでなく、睡眠の質にも影響を与える可能性も考えられます。

全般照明お部屋全体を均一の明るさに照らす照明です。
手元に影ができにくいので、学校や工場などへ多く取り入れられている手法です。

局部照明必要な場所にスポットライトなどで部分的に照らす照明です。
空間に明るさの強弱ができ、視覚から心理的にリラックスしやすくなったり、さら

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睡眠とインテリア[照明の色]

睡眠とインテリア[照明の色]

睡眠の質を上げるなら「オレンジ色の光が良い」と知られていますが、オレンジ色の光だけ気を付ければ良いわけではありません。

快眠に必要な睡眠ホルモン「メラトニン」とは就寝時に体内での濃度が上昇する生体ホルモンが「メラトニン」です。日中低く、夜にかけて濃度が高くなるのが理想的ですが、メラトニン分泌が不調だと寝付きにくくなったり浅い睡眠状態になってしまいます。

メラトニンと食事

メラトニンは処方せん

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