「寝苦しい夜の猫」の話
こんなに読み入ってしまう本は初めてです!「ますます山内さんのことが好きになりました!」
帯の言葉通り、何度も読んでしまうほど面白く、そして私はかまいたち山内さんのことがもっと好きになっちゃいました!
かまいたちさんは、2018年のM1グランプリの「ポイントカード」のネタを見てから好きになったんですが、ただのポイントカードの話なのになんでこんなに笑っちゃうんだろうって思って、終わった後もYouTubeとかで何回もリピートリピートして、他のネタとかコントとかもリピートリピート…しているうちに沼にハマっちゃっていました。何ででしょう、何回見ても飽きないんですよね〜。
そんなかまいたちのブレーン、山内さんがエッセイを出されるということで、もう買わずにはいられなかったです。
個人的な激アツポイントは、2019年のM1に至るまでの過程が詳細に語られているところですね。
まず、テレビでは一切気づかなかったのですが、濱家さんの声が出るかどうか直前まで分からなかったことを初めて知りました。せり上がりの時に、濱家さんが山内さんの肩を触っていて、「緊張すんなよ〜」的なメッセージを送っていたのかなぁと思いきや、山内さんは「いや、お前は声出てないのにな〜」って思ってたんだなぁと知り、またあのシーンを見返しちゃいました。でも、逆にそれがあったから、漫才に集中できたと言うことも書かれていて、プロの方は流石だなぁと思いましたね。
2019年はM1には出ないということを決めていながらも、濱家さんの強い願望もあって出ることを決意し、ギリギリで申し込みをされたことや、トトロのネタに関しては最後の最後までブラッシュアップをされていたことなど、読んでいるだけでカロリーが消費されるような内容の話がたくさんあり………本当にM1は芸人さんにとってすごい舞台なんだなということを実感しました。
他にも、ユニークなお母様のお話や、学生時代の思い出、濱家さんのことなど、エッセイでしかわからないことが鮮明に記述されていて、どのように今の山内さんが形成されてきたのかを一部でも知れたことが嬉しかったです!!
そしてつい先月、かまいたちさんの漫才を観に行ったのですが、生でみるとやはりオーラがあって…
面白かった!!(電車のネタでした!)
今はテレビにラジオにYouTubeに、多方面で活躍されていますが、是非また漫才やコントを生で観にいきたいなぁ!