看護師としてのワタシ。①
新卒で、手術室に配属。
器械出しを経験した。
(医師にメスを渡す看護師)
手術という、見れないものを見れる楽しさ、出す器械を間違えたら、
先生から怒鳴られる緊張感。
先生の手の形にピッタリと沿うように、
器械を渡すことができた喜びは、
鮮明に5年経った今でも覚えている。
普通に暮らしている22歳では、
見ることがなかった景色だったと思う。
その後、慢性期病院に転職。
透析、人工呼吸器、認知症患者、
そして主には緩和ケア。
いろんな人の最期を看取った。
合計で90人ぐらい看取ったんじゃないかな。
(私は当時24歳)
24歳にして90人ぐらいの死を見てきたって…
今こうして記載してすごい数だと思った。
いろんな人の死を見た。
執筆しながら改めて思う。
人の死を見る仕事って、辛い。
それは、看護師だけでなく、医師もそう。
更に思考を広げると、葬儀場スタッフの皆様も。
エンバーミングなどを施している方も。
そしてチャプレンなどの臨床宗教師も。
死に関わる仕事をしている。
それだけで評価に値すると、私は思う。
私はそういう死の現場から逃げた。
もう仕事の中で、誰の死も見なくていい、
会社という組織に人生を方向転換した。
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病院の看護師時代は2度、
うつ病になりました。
そのことも、またこれから私自身の記録として、書いていけたらいいなと思っています。
ここまでお読みくださって、
本当にありがとうございます(^ν^)!!
今日も皆様の一日が、
喜びで溢れる日になりますように!\(^o^)/
りん♪