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冷蔵庫なしで1週間暮らしてみた

それは2022年末、年の瀬が近づいてきた頃。
家電は突然壊れるもので、冷蔵庫の中が冷えなくなってしまった。
噂には聞いていたが身をもって経験するとは。物でもなんでも、壊れるのは本当にあっけない。

冷凍庫の食材に火を通すという救済措置を終えて修理を頼もうとした際、どうせなら、という謎の好奇心が芽生えてしまい、せっかくなので冷蔵庫なしで1週間生活をしてみました。


結論:冷蔵庫がなくてもご飯は食べられるが、(私の場合は)冷蔵庫が必要

「何を分かりきったことを…」という感じですが、やっぱり実際経験するとしないでは納得感が違います。私の場合は以下がネックでした。


①冷蔵・冷凍保存の食糧を保管・常備できない
自炊するしないに関わらず、冷蔵庫がなければ自宅に備蓄しておく食材の幅が狭くなります。常温しか置いとけないって本当に不便。
私はアイスが大好きなので、買い置きできないのが1番しんどかった。
アイスが冷凍庫にあるだけで心の治安が保たれるので…。


②外食が増えると食費がはね上がる
これは個人の生活スタイルや食にかける金額にもよりますが、冷蔵庫なしで3食しっかり食べるとなると、どうしても外食に頼らざるを得ません。

改めて実感したのですが、日本は自分でごはんをつくらなくても生きていける環境が素晴らしく整ってます。スーパーではお惣菜が売られ、コンビニではお弁当やスイーツが陳列されている。大手チェーン店、個人経営の飲食店やカフェへ行けば、誰かがつくったご飯を食べることができます。
ウーバーを使えば、自ら買いに行かなくとも美味しいごはんを届けてくれます。

ただ、外食は割高なので、自炊より食費が上がることは明らかです。
栄養バランスまで考慮するとなると、より出費が大きくなります。

今はインスタントやファストフードなど安くて美味しいごはんがたくさんあるので、それだけを食べ続けるなら食費を抑えることもできると思います。が、そんな食生活は体を壊しそうだし、そのせいで医療費が嵩めば結局出費が増えるだけなので、元も子もなさそうです。


ここに言及すると「それはそう」という結論になりますが…
本当に「それはそう」って感じですが、こういった価値観は現代に生きて育ってきたから感じるんだろうなって思います。
よく考えたら、生まれたときから冷蔵庫がある生活だな〜、というささいな気づきがありました。冷蔵庫がない生活を続けるってしんどいな。

おわり

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