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ミュージカル「モーツァルト!」星から降る金~親が子に願うこと

「この城にともに留まるのだ 
 お前を守るため城を閉ざした」
王様は息子を愛していた

ミュージカル『モーツァルト!』劇中歌「星から降る金」より

歌詞引用元
https://www.joysound.com/web/search/song/145149

歌唱映像
https://youtu.be/wA_52hzTA1M?si=RF67el7gYGo7ILoP

名曲の宝庫とも言われるミュージカル「モーツァルト!」より「星から降る金(Gold Von Den Sternen)」をご紹介します。

自分の力を試すべく故郷を離れようとするモーツァルト。それに反対する父レオポルトに向けて、支援者であるヴァルトシュテッテン男爵夫人が、「魔法の森の城にいる王様と王子様の物語をお話ししましょう」と歌う曲です。

物語の中で、王様は外の世界は危険だと心配するあまり王子を城にとどめたいと考えますが、“憧れの精”は王子に「旅立て」とささやきます。


先日ベビーカーで散歩していると、後ろから猛スピードで来た自転車にぶつかりそうになり、ヒヤッとしたことがありました。

やっぱり家にいた方がよかっただろうか。
外に出るから危険な目にも遭うんだ。
そう考え始めたとき、ふとこの曲が頭に流れてきました。
私はわが子を城に閉じ込めようとしているのだろうか。

安産祈願をしたお寺に御礼参りに行った時、お子さんに願うことを書いて掛けてくださいねと絵馬をいただきました。
絵馬を掛けるところへ行くと、親が子を思う気持ちであふれていました。

元気で育ってほしい。
危険な目に遭わないでほしい。

この願いが”城を閉ざす”ことにはならないように。
毎日わが子の幸せを心を込めて祈る新米ママなのでした。

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