夢、デザイン
最近、将来の道が定まってきたと同時に、今後やっていきたいことがだんだん明確になってきた。
元々、人と関わって誰かの役に立つシステムを作るエンジニアとして働きたいと常々思っていたのだけれど、じわじわと考えは変化して、今は自分のアイデアの具現化を行うことが根本的な目標であり、その成果物が誰かの役に立つものであれば尚いい、と思っている。
ものづくりは誇りだと思う。
就職活動をしていて、メーカーの社員の方々が語る自社製品へのプライドを聞いて、私も自分が胸を張って良いと言える製品を作ってみたいと思った。
プライドと言うと若干聞こえが悪いかもしれないが、信念だとか、情熱だとか、そのような熱い想いに近い。
火のように煌々と輝くプライドを、私も掲げて死にたい。
今の私の夢だ。
デザイン、design、でざいん。
さて、私がこうしてものづくり人間として生きていきたいと思った矢先に、すんと突如現れた壁は「デザイン」だった。
何か「もの」を作るためには、中身のシステムだけでは実現できない。
外側が必要だ。
しかし、今までプログラミングでシステムを作ることしかしてこなかった私はデザインについてはさほど考えてきたことがなかった。
デザインを考えるのは美大に通っていたり、デザイナーやスタイリストとして働いている人間だけだと思っていたし、自分がデザインを勉強することなんてないと思っていた。
限られた人間だけが可能な、「もの」を限りなく魅力的に磨く工程。デザイン。
そんな風に思っていたのだけれど、自分でものづくりの工程すべてを行うとなると、そうは言っていられない。
アプリケーションのUI/UXを思い通りに作れるようになること。
これが誇りあるものづくりの第一歩になると願って、頑張ってみようと思う。