私が学ぶことを止めない理由

 偉そうなこといっておいてナンですが、きちんとした学習習慣が身についているわけでも、勉強をするのに素晴らしい環境が整っているわけでもありません。

消防設備士ナンバーズを取得し終えて、これから経験を積む!というやる気と同時に、もう一つの感情がありました。

嗚呼…終わったんだな。

喪失感というか、空虚な気持ちというか…

某SNSでも特類の話が出るたび、心が揺れました。弊社ではお手当が出ないからです!w

ナンバーズをストレートで取得した弊社の猛者をも落としたという特類。挑んでみようと思えたのは、他でもない某SNSの皆様のおかげです。

ナンバーズ取得のモチベーションや情報もSNSは大いに役立ちました。ハッキリ言って先生や戦友は会社よりもSNSの方が多いです。褒めてくれたり喜んでくれるのもそうでした。

話が逸れましたが…幼かった私には夢がありました。それは進学にとてもお金のかかってしまう夢でした。

進路を決めるとき、私は父親に「大学進学なんて考えないでくれ」と言いました。

私にとって父親のいうことは絶対でしたし、今のように情報を自由に手に入れることもできませんでした。私は夢を諦め、高卒で就職するために工業高校に進学しました。理科が好きだったので化学科を選びました。

父親は私にそう言ったことも覚えてません。それどころか、祖母の家業を継ぐための大学進学をしろと言ってきたりもしましたが、断りました。私から奪っておいて、別なものを押し付けるなど、許せませんでした。祖母の家業は途絶えました。

私を勉強に突き動かすもの。それは【探求心】です。

嫁に行って家を出たし、大人にもなったし、自分の知りたいことを思う存分学ぶことができるのです。そして何と、それが必要とされる仕事に就くことができたのです。仕事を覚えれば覚えるほど、知りたいことが増えていくのです。進化や変化もあるので、学ぶことは終わらないのです。

父のことは散々言いましたが、進学高校では成績優秀でしたし(成績表を見たことがある)、仕事に対する姿勢は父の背中から学んだと思ってます。私の背中を見て、子どもたちも何か感じてもらえたら嬉しいなぁ。

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