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アップル沼〜Pagesで作る「おたより」〜

 最近使っているアップルの純正アプリの一つに「Pages」があります。WindowsのOfficeでいう「Word」ですね。機能の豊富さに関しては本家の「Word」に劣っているかもしれませんが、そもそも「Wordをきちんと使いこなせていない自分」にとっては、なかなかシンプルで簡単に「それらしい一枚」が作れてしまう素晴らしいアプリとして重宝しています。

なぜ使い始めたか?

 今はタチの悪い病気が蔓延していて、遠方にいる家族との往来もままならず寂しいと感じている方も少なくないと思います。わたしもこれまでは母親のいる施設で「iPad面会」を実施しており、週に一度は顔を見ながら会話ができたのですが、彼女が体調を崩して入院してしまうと、それもできなくなりました。面会も当然できず、高齢の母親は気持ち的に弱ってしまう…何かないかなと考えた時に手紙がいいと思いました。が、わたしは恐ろしいほど「字が下手」なんです。そこでA4用紙一枚に自分から学級新聞のような「おたより」を作ってみようと考えました。

 普通なら「Word」を使うことを考えるかもしれませんが、しばらく「Word」から離れていて、基本的なことからすっかり記憶が抜け落ちているわたしには無理なお話でした。挫折せずできる限り高い頻度で書き続けたいと思っていたので作業で挫折することは避けたい…何気にPagesを開いて、レイアウトを選んで…どういう風に使うのか下調べもしないまま、なんとなく文字を入力し、写真を挿入し…できてしまった。直感的に…というのはこういうことを言うのでしょうか? 

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 レイアウトはこんな感じです。手書きの下手さが全開ですね。

いいところ、いまいちに感じるところ

 いいところは使いやすさ、です。機能がシンプル。文字と写真が重なるとレイアウトが崩れるのですが、修正がしやすいのでストレスが少ない、時間もかからなくて便利です。

 いまいちなところは、使える機能の少なさ、でしょうか?もちろん勉強すればそれなりになるのかもしれませんが、フォントの種類とか多いわけではなく、仕上がりがちょっと物足りないかなと思うこともあります。しかしこれはシンプルさの裏返し、わたしは不満がないです。

自分にとっては…「これで十分」

 入力するのが目的ではなく、その先「おたよりを届け、読んでもらう」ことが大事なので、余計なものがついてない方がいいと思いました。色々手をかけたところでそれは自己満足でしかないような気がします、使いこなせない「ひがみ」もありますが…

 今は毎日「おたより」を書き続けています。そんなこともあってnoteは書けずにいたんです(と言い訳します)。皆さんはどんな方法で会えない家族や大切な人とてコミュニケーションを取っていますか?スマホを持たない、使えない方とはどういう接し方があるんだろう?

 本当はそんなこと考えずに、普通に往来できる世界に早く戻って欲しいと思うのですが…ではまた。


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