私のラブストーリーは、いつだって「辛い恋」だ。
辛い思いをする恋は、間違いでしょうか。
自分を同じようには愛してくれない
大切にしてくれない人とは、
1 恋に落ちない、
それとも、
2 離れることのできる人が、
幸せな人なのでしょうか。
なんだか腑に落ちない
“辛いと形容される恋”
について考えてみようと思います。
まず
辛い恋とはなんでしょう。
どうして、辛いのでしょうか。
具体的な理由に違いは
ありますでしょうけれど、
これは、”誰か”に恋をしていて
「嬉しい」より「悲しい」が
大きくなった時と仮定します。
“私”には、これ以上相手を
「許せなくなってしまっている時」
とも、言えるかもしれません。
自己の幸せを優先する生き物であろう人間が
自ずから辛い状況を選び続けているというのは
矛盾しているように感じられますね。
「彼が記念日を大切にしてくれないの、別れた方がいいのかなぁ?」
「彼が全然連絡をくれないの、別れた方がいいのかなぁ?」
「別れろって言われるの、別れた方がいいのかなぁ?」
こういうことを口にする状況にある方は、よくいらっしゃいますよね。ふと頭で考えたら、
何かが”おかしい”気がする。
その”違和感”に見て見ぬ振りをして、彼の側にいるのはどうしてでしょう?
それは、勿論
彼を失いたくないから。
その背景をみると人は、2種類に別れます。
①彼を愛しているから
②自分を好きな人を失いたくないから
( ③ はたまた多くはこの
①と②が混在した感情でしょうけれど割愛。)
①は健全な愛
( 不完全な彼だけれど愛している状態 )
②は不健全な恋
(不完全な彼は愛せない状態 )
①と比較して、②は自分本位です。
なにがが悪い、正しいということを
伝えたいわけではないのですが、
焦点が自分に集まり出したら
潮時かもしれません。
大切なのは、
自分のことも彼のことも
客観視すること。
そして次に行動を考えます、「辛い」状況は、いや、ですよね。
取れる行動は3つです。
① 悲しいことをちゃんと相手に打ち明けて、2人で妥協点を見つけていく
② 彼は、そういう人なんだと、受け止める
③ 1と2ができそうにないなら、彼を好きでいることを止める勇気を持つ
私は、「辛い恋」肯定派です。
だって、完璧でない誰かに恋に落ちて、
深く深く知るんです。
ちょっとやそっとじゃ理解できない
複雑な人間に恋をしたら、
簡単じゃなくて、悩んで、悲しくて、つらくて
当たり前じゃないですか。
恋って、別に単に幸せなものじゃない
って思うんです。
だけど、「辛い恋」がいつだって
人生を楽しくしてくれるんです。