カナダ永住権を目指したフランス語学習は現実的なのか?【独学】
こんにちは~ Moeです💖
すっかりバンクーバーは秋になり、毎日寒くなったり、雨が降ったり、1日の中でも寒暖差がひどすぎてすっかり風邪をひきました(笑)
そんなカナダ生活ですが、私も来月で1年間のワーホリビザが切れます!!!
なんだかんだ1年過ぎるのがとても早かったのですが、実は先月にFrancophone Mobility Programというプログラムを通してLMIA免除の就労ビザを申請しました📝
このFrancophone Mobility Programはフランス語話者を対象にしているものなのですが、何せ日本人の中では知名度低すぎ!(そもそも仏語話者が少ないからだと思うけど)
就労ビザ・永住権と言えば、今年に入ってからカナダ政府からネガティブなニュースが絶えないですが、そんな中でも「フランス語話者(特にケベック州外)」はビザ取得・永住権で優遇されることが多く、むしろ増やそうと政府も必死です!!
カナダのビザ系ニュースを追いかけている人であれば、一度は「フランス語優遇するって言ってるけど、そんなん今から始めたところで現実的なん?」と考えたこともある人がいるのでは?
ということで、今回はFrancophone Mobility Programや就労ビザ・永住権を踏まえたフランス語学習は現実的なのか?について紹介します📝
【免責事項】ビザに関する話がでますが、私は有資格者でも何でもないのであくまでも個人の体験談・IRCC公式サイトにある情報程度の話です。情報は日々更新されているので、本記事における間違いに対する責任も問いません。詳しい相談などは有資格者のビザコンサルタント等に問い合わせてください。
私とフランス語について【軽く紹介】
そもそもnoteでフランス語について一言も触れたことなかったので(笑)、中身に入る前に軽く自己紹介します✍
2022年に大学を卒業、新卒でバンクーバーの私立カレッジに1年通学しECE(幼児教育)を学ぶ
2023年にカレッジを卒業、ECEの資格を取得し日本一時帰国→冬にワーホリで戻る
2024年 2月から現地デイケアにてフルタイム勤務開始➤現在も勤務中
バンクーバー住みなので、日常生活においてフランス語とは何の縁もありません!
フランス語は大学生1-2年生の間に第二外国語として選択していました📝
が、最後に触れてから4年ほどは特に韓国語に集中したので、ほぼ忘れていました。
フランス語はいつかまた勉強したいと思っていたものの、きっかけがなかったのですが、2月から働き出したデイケアが小規模だったので「保育士として永住権をとるなら定番のBCPNP(今はちょっと状況が変わったけど)」をサポートすることが不可能、職場を変える以外絶望的だったので、「じゃあフランス語を勉強しよう」と方向性を変えたことがきっかけです。(ビザサポートを探すよりも、自分でコツコツ勉強する方が性に合っていると感じました)
3月からフランス語学習を開始、特に学校などには通わず独学で進めています📝
仏語試験はTEF CANADAとTCF CANADAの二種類あるのですが、私はTCFを今まで4回受験しました。(最高スコアは全部合わせてCLB6、まだCLB7には至っていません😓)
Francophone Mobility Program
Francophone Mobility Programが無ければ、私はおそらくまだフランス語を勉強していなかったと思います。
Francophone Mobility Programは軽くまとめれば「カナダ(ケベック州外)にフランス語話者を増やそうぜプログラム」で、主に就労ビザ・永住権に関わります📝
カナダの公用語は英語・フランス語ですが、圧倒的メジャーは英語でフランス語の力が弱い→だから増やそうみたいなことだった思うのですが、詳しい話は割愛します。
ワークパーミット
カナダの就労ビザと言えばLMIAの取得が一般的ですが、Francophone Mobility Programを通した就労ビザは「LMIA免除」なのでLMIAが不要です📝
必要な仏語能力:リスニング・スピーキングのスコアがCLB5(B1)以上
職業:農業系(TEER4,5)以外ならOK
居住地:ケベック州以外ならOK
LMIAの審査はいりませんが、Closed Work Permit(雇用主限定ビザ)なので、雇用主からのJob OfferとProcessing Fee($230)は必要です📝
ROのように高額な参加費用もかからないので、試験1発で通るフランス語能力があればコストに関してはかなり安く抑えられます!!!
詳しくはIRCCの公式情報を参考にしてください👇
私はこのWPに申請するために、TCFを3回受験し、スコアを超えた時点で申請しました📝(現在も長い長い承認待ちです👐)
永住権
永住権に関しては、カナダ永住権申請の定番エクスプレスエントリーで「French Language Proficiency」が登場したことは記憶に新しいことですよね。
エクスプレスエントリーではそもそもTEF/TCFで全4技能でCLB7以上を取得すると、50点の加点がもらえます。(CLB5以上の英語のスコアも必要)
それだけでも人によっては有難いのですが、French Language Proficiencyは他のジャンルに比べて足切り点が低いことで有名です。
人気カテゴリーに比べて100点以上低いことも多いので、この低い点数を狙ってフランス語勉強する人が増えているそうです。
エクスプレスエントリーとフランス語についての公式情報は👇
永住権を踏まえたフランス語学習は現実的なのか?
この質問、毎日FacebookやRedditのカナダ移民系掲示板で目にします📝
全世界からカナダの永住権を狙いたい人が注目しているフランス語学習ですが、このトピックにおいてSNSでは熱い議論が!?
人によっては1年以内で「CLB7を達成」してITAを受けたり、それに対して「非現実的!嘘だ!」と批判している投稿もあったり……(笑)
TCFの受験者層(バンクーバー)
TCFの受験会場に行くと、毎回誰かとは会話しがちなのですが、多いのが南米からの受験者、特にメキシコです!
スペイン語・ポルトガル語はフランス語と似ていると言われがちなので、日本人がフランス語を勉強するよりかは「簡単」みたいです✨
おそらく短期間でスコアを達成する人の大部分はラテン層、もしくは仏語学習経験者(アフリカ含め)と思います。
アジア人はかなり稀です。ケベックに行くと日本人もいると聞きますが、バンクーバーはほぼ皆無です😓
不可能ではない!!
私自身、フランス語を再開してから半年でCLB5を達成しました📝
現在は最高スコアのCLB6からCLB7を目指して、日々勉強中です。
勉強が特別得意でもない・でも語学は好きな私が考えるには、フランス語未経験からでも1-2年の長期目標を立てればフランス語学習は十分功をなすと思います!(経験者ならなお更!)
まだCLB7ない私が偉そうには言えませんが、同時期に勉強を始めたフランス語未経験の友達も着々とレベルアップしています✨
ただし、毎日の勉強(数時間単位)は必須、人によって勉強スタイル(通学/独学)も違うので、自分に合った勉強法を探し出すことも重要です!
フランス語勉強してみよう
私自身、フランス語の勉強を始めてQOLが爆上がりしました✨♡
フランス語の独学を開始したことで、図書館に通う癖ができて、周りからモチベーションをもらったり、日々受ける試験で点数が上がるたびにハッピーに!
今年の目標だった就労ビザの申請まで達することができたので、私の日々にフランス語はもう欠かせない存在に💖
![](https://assets.st-note.com/img/1729930850-mTUEwdoK4z1AiYZQSltFhJ3g.jpg?width=1200)
毎日たくさん運動する友達がいるのですが、その子曰く「運動しない日は気持ち悪くなる!」と言った言葉とそのまま👏で、今は「1日の中で少しでもフランス語に触れないと違和感」を感じるまでになりました。
最初は取り組むのが大変でも、一度習慣化すれば何とか続くものです✨
今は永住権に向けたフランス語勉強よりも、そのあとにフランス語を使って働きたいなど新しい目標もできて「フランス語に触れるきっかけをくれたFrancophone Mobility Program」にむしろ感謝!?(笑)
今後もブログでフランス語学習に関する記事を書く予定なので、ぜひ参考にしてください💓
そして私の就労ビザが早く承認されますように、毎日祈ります👏