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HSPがカナダのデイケア就職で意識したこと【保育士ECE】

こんにちは~ Moeです!

ECEを取得した後、デイケアで働き始めてから1年ほどたったのですが、就労ビザも取得して、今のところ大きな問題は全くなく働けています。

私は海外に住んでいるもののHSP(厳密に言えばHSS型HSP)なのですが、自分の特性を踏まえて仕事場選びをするって働く上ですごく大事だなと思ってます。

今回は、私がHSPとしてデイケア就職で意識したことを紹介します📝

デイケアのサイズ(大規模/小規模)

一般的に言えば、ロケーションが複数ある大規模チェーン(中規模)デイケアの方が、福利厚生がしっかりしていたり、ビザサポートの経験も豊富で外国人が働く上では安心しやすいです。(時給は低めが多い気もするけど)

私自身もこれは分かっていたので、3つの実習先の1つは私が住むBC州に7カ所以上、カナダ全域に十数カ所ロケーションを構える大規模デイケアを選びました。

クラス数は一つのロケーションで6以上、子供は100人程度在籍していました。

が、これが私的には期待外れで実習期間少しつらかったです😓

企業がちゃんとしている分、清掃は夕方に清掃担当の人が来るので保育士の保育以外の負担は少なかったり、給食があるから昼ご飯に困らなかったり、いろんな子供・先生にも出会えたり、大きいデイケアならではの良い部分はたくさん見えました。

ただ、HSPの私的には「大きな集団の中の一人」になるのがどうしても苦手で働き続けることが想像できなかったです。

次に行ったデイケアは市内に5カ所ほど構える中規模(?)デイケアだったのですが、それぞれのロケーションは1-2クラス程度だったので、子供の数も25人程度・先生も4人ほどで大分気が楽でした。

結局のところ今はもっとミニマムに子供8人・先生2人のめちゃくちゃ小さなデイケアで働いています。デイケアが小さい分、子供・保護者みんなとの距離が近く居心地が良いです。

ただしこの程度の小サイズになるとビザ・永住権などで運要素がより必要となり、逆にストレス引き起こす可能性もあるので、仕事場を決める前にある程度の道筋を立てておくことをオススメします📝

デイケアの雰囲気

デイケアの雰囲気はどうしても働かないと(トライアル)しないと分からない部分が多いですが、雰囲気によって働きやすさが変わるのは誰にとっても同じです。

今の仕事にたどり着く前に何度かトライアルに行きましたが、数時間の滞在であっても感じる違和感は大切にするべきだと感じました。

例えば、先生の子供への接し方がネガティブ・英語じゃない言語ばかりで会話している・働いている傍でオーナーの圧を感じるなどは、働き始めると絶対ストレスになる要素です。

トライアルと言えば自分が試されている部分もありますが、自分も「ここで働けるかどうか見極める時間」として大切に使いましょう。

最初はオンコール(臨時)などで働くと、給料をもらいながら実際に働いて見極めやすいと思います。

保育初心者を理解してくれるところ

私は保育未経験でカナダに来て、1年間の保育カレッジ生活を経てECEになりました。

カナダは日本の用に研修・ミーティングなども少なく、どの業界でも入ってからいきなりプロフェッショナルを求められる文化です。

といっても私が保育初心者であることは変わりなかったので、私の至らない部分も理解してくれる仕事場は働きやすいなと感じました。

学生時代にアシスタントとして働いていたデイケアはまさに「完全未経験・学生の身分」で雇ってくれたわけですが、どんなミスをしても「大丈夫!萌はまだ新人だし、これは全部学びだよ」と言ってくれたのを今も覚えています。

(ちなみに、その当時はオーナーに「萌!昼寝の前に、子供たちの前で絵本読んで!」と言われて、どうやって賑やかな20人前後の子供に読み聞かせできるのかわからず、子供たちの目の前で絵本片手に固まってました😓)

今の仕事場もIT(0-2歳児)クラス未経験でしたが、最初は他ロケーションでパートタイムから経験の場を作ってもらって、フルタイムに移行後も大きなストレスなく馴染むことができました。

理解してもらえるということは、人間関係も良く・働きやすいところも多いのではと思います📝

まとめ

カレッジに通っていたころは「あそこのデイケアの教育方針がよさそう」などと勝手に頭の中で描きがちでしたが、結局海外で生きるHSPとして一番大切なことは「いかに不安要素を減らせるか」です。

人間関係・ビザ問題・就労条件など、多面的に考えながら仕事選びをすると失敗もしにくいと思うので、就職前はたくさん悩んでみてください!


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