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個であるということ

何にも纏っていない風が吹く。
冷たい風と、突き抜けた青空。
どんな思考も願いも、届けられる気がする。

良い方向にと舵を取り始める瞬間は、
突然訪れる。そして、いとも簡単に消えていく。

いつもより視界がクリアなときは、
自分にとって重要なものを見極めるチャンス。

心に重さを感じるものは、軽くぽいぽい捨てていく。

「自分をこうしたい」になかなかコミットできずに、誰かの人生の感覚や感情に飲まれていく。

けれど、大多数に入っていないとか、人と違うとか、自分が変わり過ぎていて(変わり過ぎているというより、皆んなが「個」なのだけれど、感覚的に)そのただただ変わった人生を、自分なりに生きていくしかないのだと。

全ての感覚が、皆んな、それぞれ独自のテーマなのだろう。それに意味があるかないかはわからない。全て辻褄が合っているわけでもない。

それでもそれなりに、私は私として
この日々を過ごしていくのだ。


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