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個人で行くロシア渡航の話:はじめに

こんにちは、Rinです!
少しだけ情報が古くなってしまいますが、2024年7月にロシア渡航をした経験を備忘録として記録していきます。
これから完全個人でロシアへの短期渡航をお考えの方に、参考になるかと思います!

筆者について

二度のロシア留学経験があり、ロシア語は上級レベル。留学以外にも、旅行ビザ、個人招聘ビザ等での渡航歴あり。2020年のコロナ禍以降、ウクライナ侵攻もあり、しばらく渡航ができませんでした。ウクライナ侵攻はまだ続いていますが、ロシアへの渡航が実質可能であるため、個人的な用事で2024年7月にロシアの第二の都市サンクトペテルブルクへ行ってきました。

ロシアに行くということ

この記事を書くにあたり、読者の皆さんに勘違いして欲しくないことがあります。それは、私がロシアに行き、その経験をここで共有することは、私がウクライナ侵攻を支持することと同義ではないということです。私は、学生時代からロシアと縁があり、文化を尊重しており、ロシアという国に親しみを持っています。しかし、私はここではっきりとウクライナ侵攻には反対であるという意思表明をすると同時に、ここで共有することは、あらゆる政治的意味を持たないということを明確にしておきます。

また、この記事を参考に、ロシア渡航を考えられている方。現在(2024年10月)も外務省より「渡航中止勧告」が出ており、ロシア渡航は完全に自己責任であることをご承知おきください。同様に、この記事を読んで、ロシア渡航を決行し、何かトラブルに遭われても、こちらは一切責任取れませんし、関与しません。あくまで、参考程度にご覧いただければと思います。

ロシア渡航の難しさ

ロシアへの旅行は、ウクライナ侵攻以前から煩雑だったのですが、制裁の影響でその難易度が格段にアップしました!実際今年渡航して、ロシア上級者の私でも面倒だなと思ったことを挙げてみます。

  • ビザ(査証)の取得

  • 航空券の入手

  • ホテルの予約

  • 現地の旅行資金の確保

これは、ロシア語がある程度できる筆者でも面倒だと思ったことなので、もし渡航検討されている方がロシア語が分からないとなると、難易度はさらに上がります。渡航する前も、実際に足を踏み入れた現地でも、ロシア語が分からないと、個人旅行はかなりの難易度になると思います。
制裁の影響で、ロシアへの旅行客は、中国やインドからのツアー団体旅行者、旧ソ連圏の人がほとんどで、現地で暮らすロシア人は英語を使う機会がかなり減ったのでは?と思います。英語よりも、Google翻訳活用してコミュニケーションを取るほうがスムーズだと思います。

そして、街中の英語表記は、コロナ以前より明らかに減ってます。
ロシア語を話せるようになってから渡航してください!とは言いませんが、せめてキリル文字をある程度読めるようになってから渡航することを強くお勧めします。

さて、問題は言語の壁ではなく、普通の個人旅行では困らない部分をロシアへ渡航するためには取り組む必要があります。

この記事をもってしても個人では難しい事

  • 現地のイベントや交通手段(鉄道等)を事前に予約すること

端的に述べると、決済方法がクレジットカードしかない場合、現地の友人に頼んだり、ロシア国内で発行されたクレジットカードを所有していないか限り、予約することはできません。詳しくは、これ以降の記事でお話しします。

さて、この先の記事で、「1.ビザの取得方法」、「2. 各種予約について」、「3. 現地の旅行資金」、最後に「4. あったら便利なもの」という順番で共有できたらと思うので、よければ見てくださいー!


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