見出し画像

妻が脳梗塞になった#6


【カンファレンス】


妻が脳梗塞になり約ひと月が経った。
リハビリー施設に入ってからは2週間。
カンファレンスとう言う名の面談で呼ばれた。
点数表記され入所時54点。これが100点超えたら退院と言われた。
で、「現在、54点ですね」と説明されたが、転院時と変わっていない。
よぉーーーくみたら8月29日入院、8月30日のデータが渡された。
饒舌に語る医師の説明が終わったあと、一応申し訳なさそうに「これ、入院から一日後の結果ですよね」と聞くと、「あぁそうそう。システム上こうなってしまって」と、慌てて言い訳をしていました。
2週間の経過報告のはずが、一日の経過報告を元に20分くらい説明を聞かされる羽目になりました。別に良いですがね。
別に良いと言うのは目的が他にあるからです。

【リハビリー】

健常者を100動けるとすれば、半分動かないのだから50が半身麻痺とします。
そこから完全に回復するのは20パーセント
何らかの障害が残るのが70パーセント。
前の記事でも伝えた通り、これが統計です。
リハビリーはしないとそのままだが、やれば動く確率が跳ね上がる。やらないと動かないまま。
この回復に関しては全部を含めてランダムです。明確な根拠はなく、医師も「若いから期待出来る」と言うだけで「若いから回復が早い」という言い回しは、当然しません。
ちゃんとしていますね。

【下肢装具】

カンファレンスという名の記録の提示をしてもらった後、下肢装具の勧めを担当看護師から言われた。
要約すると以下の通りだ。
・現在サイズ違いでリハビリーしている
・金額と種類
・作成に1ヶ月近くかかる
・早く自分にあった装具をつけるべき

こちらの質問と答えは以下の通り
・デッドラインはいつ?
名言せず
・注文した後回復した場合キャンセルは
出来ない

当日であった為、この2点のみの質問しか出来ず、返答は持ち帰った。あまりに情弱だったからだ。

【下肢装具を調べる】

メリット・デメリットをまず調べた。

メリット
1. 安定性とバランスの向上
2. 短縮や変形の予防2. 運動範囲と機能の制限
3. 転倒やけがのリスク軽減
4. 筋力の低下に対するサポート
5. 歩行能力の回復を助ける
6. 歩行と姿勢の改善
7. 自信と自立の向上
8. 個々のニーズと快適さに合わせてカスタマイズ可能
デメリット
1. 不快感や皮膚刺激の可能性
2. 運動範囲と機能の制限
3. ブレースへの依存
4. 過度の依存による筋萎縮
5. 費用とアクセスの問題
6. 着脱の困難
7. 潜在的な心理的影響
8. 定期的なメンテナンスと調整が必要

ソース stroke labo

デメリットで気になるのが2~4番の依存系。
生きた情報も大して得られず、装具なしを選んで良かったという記事は2件しか見つからなかった。それはそうである。
現状シニアの患者がほとんどであるため、そんなことを記事にしたりしないからである。
気になったのは看護師の話の中で、デメリットが語られなかったこと。
また、グラフのように、ランダム要素が多すぎる。
2~4のデメリットがなければ100購入なのだが、それが邪魔することもあるとなると直ぐに購入とは言えなかった。

【私の結論】

保留。
問題の先送りではなく、どちらにせよ結論を出さなくてはならないが、現在足は少しずつ動いている。また言われるがままでは良くないことは知っており、自分で考え結論を出すことが大事であると思っている。
ランダム要素が強い脳梗塞では絶対がない。
思ったより回復が早く、ゴミになるのを防ぎたい気持ちも若干あるが、妻の体で博打を打とうと思っている訳ではない。
ただ、例えば自分自身の身体をより良い状態にしたいと思った時に、食事、睡眠、運動などを推奨する論文が多々ある中で、サプリなど外的補助を勧めていることが少なく、むしろギリギリまで自身の力で回復を試みるほうが、合点が行くのだ。
基本的には病院の判断は信じて文句も言わない。その代わり次の1ヶ月で無理だと判断したら即購入と自分の中でデッドラインは決めた。
もちろん早めなければならないと医師が判断すれば即購入するが、今の段階で決めるのは、当然早すぎると感じた。妻も下肢装具をつけて生活することを目指していない。
そんなところで保留と決めた。
これも正しいか間違っているかもちろん分からない。しかし自分にあった装具をつけたら回復に拍車がかかったというデータも見当たらなかった。(まぁ自分に合った装具をつけると回復力が飛躍的に上がるのであればもっと早く勧めていると思うが)
そんな所から、現在の保留を決めました。

                                                                     凛1129

いいなと思ったら応援しよう!