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妻が脳梗塞になった#4



【子どもの面倒も見る】

断捨離後の話だが、大きくわけて下記のものがある。
・食事
・掃除
・学校
・洗濯
その他支払いやら何やらだ。
1人で仕事して家の事をやるために全て簡素化しました。
4:00起床
仕事に必要な準備を済ませに行く。

5:30~6:00 一時帰宅
子どもの朝飯は、元々偏食でお通じも悪いためヨーグルト2個と茶

6:30~7:30 登校
早く出なければならない日は子どもの友人宅に早めに行かせ待機させられる環境を整えた。
問題ない日は7:30に家を出させる

14:30~18:00 帰宅
遅くなる日も友人宅で遊ばせる

14:30~18:00 帰宅後
帰宅したらまず筋トレ
余程疲労困憊でなければ毎日行う。
テストステロンと体力維持を目的としている。
遅い時間であればある程料理を時短して調整する。
その際に子どもの手紙と宿題を同時進行。
早く帰ってきたら米だけ炊いて先に風呂を済ませて宿題を見て等と、同時進行がなるべくできるように順番を設定する。

ゴミが増えにくい買い物
かければ飯になる食材(冷凍吉野家とか親子丼など)かレタスと魚系缶詰めを買ってかけて食う。
例:レタス丸ごと1個&サバ缶オリーブオイル和え
子どもは野菜嫌いなので唯一食えるミニトマトとおにぎりなど食物繊維を意識したもの。
米を炊かない日はパスタなど子どもの量を任意で変更出来る料理

基本ワンプレートで出せる物を意識
だから、皿2枚、箸等2人分洗えばOK

風呂はシャワーのみ
2人で10分で終わる。水代も驚く程安くなる。
月2回程度風呂に湯をはる。

洗濯は週1、多くて週2
妻の面会で洗濯物が多い、もしくは間に合わないなら週2にするが基本週1。
着終わったら洗濯機に直接ぶん投げてもらい休日に洗い干す。
案件ではないが、私は毎日Tシャツで働いているため

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この洗濯物干し発明した方は天才だな。
この大人版を使い、日中晴れてれば日干しを行い、乾いたらこのまま部屋に入れて、引っ掛け平日ここから朝とって帰ってきたら洗濯機に「ぼんっ」この繰り返しである。
他にも靴下、パンツ等下着も干しっぱなしでそこからとって使って洗濯機へ「ボンッ」というルーティンを心がけ一々タンスにたたむという作業をできる限り減らしている。
ただ良いかどうかはわからないので、子どもには子どものタンスやクローゼットに入れさせている。

掃除は断捨離と同時進行
この生活だと45Lのゴミ袋に生活ゴミだけだと3週間はもってしまう。
なので掃除の時に要らない物をバンバン捨てている。1週間から2週間に1度掃除機をかけるレベルだが、おおよそ2部屋目しか使っていないため、そう汚れるものでもない。
子どもはタブレットでゲームをするのが趣味なためおもちゃなども散らからない。
また、出先で生まれるゴミに関しても出先で捨ててくる。ガソスタ、仕事の先、コンビニなど出先のゴミを家に持ち帰らないのも余計な時間を家で作らない方法としてとってある。
また、ゴミ箱にゴミを捨てず、キッチン、リビング、寝室各部屋にゴミ袋を用意しておき、直接ぽいぽい捨てられるようにしている。
リビングは指定ゴミ袋、キッチンと寝室はスーパーの袋を設置して最終的に指定ゴミ袋とドッキングという方法を取っている。

【ポジティプシンキング】

非常に面倒な家事であり、洗濯など、ほぼ人生でやったことがないが、断捨離をして最低限の労力と時間でルーティンを今の所こなせている。妻がやっていた時は洗濯機に1晩中洗濯物が残っている。次の日まで昨晩使った食器が流しに浸かっている。
実は前妻もそうであった。
「片付けること」「棄てること」を意識しないで、風呂敷を広げると必ずそうなる。
私の中では女性の言い分に「勝った」という意識で家事ルーティンをこなしたと自負している。
「なんてやな奴なの」と思われるかもしれないが、別に良いのである。
大事なのは勝負形式に勝手に自分でして、挑戦し、勝つことが大事だと思っている。
そして子どもも不自由なく生活が出来て、偏食でも便秘にならず学校へ行けているという事実を作る事が目的であるので心理状態が、妻の心配が後回しどころか、居ないことをいい事に、勝負しているなんてどうなの?と思われても知ったこっちゃないという精神でいた方が、心は健やかでいられると思っている。
これを機に私の方法が正しいとなれば、システムを構築出来た身分になる。もうガタガタ言われないぞ!と思ってやっている。
また、どれくらい回復するかなど、運次第の病気、脳梗塞。これを全快すると願っている暇があれば、全快しなくても生活出来るようにするため、簡素化とルートを決めることは大事であると個人的には思う。
医者も「お宅は物が多いからさ、断捨離したら」とは少なくとも外科医は言ってくれない。言える医者は、臨床心理士とかなのかな。わからないが、物が多い事によってストレスがたまる研究などを熟知した人じゃないと多分アドバイスされない事だなと思っている。

家事を簡素化してリハビリーの時間であったり、自分の時間を増やすことで生活を豊かにさせる。こういう思考回路で元々あったが、元気な妻だった時は耳も貸さなかった。
これを機に。これが現在の原動力だ。

【洗濯代が高い!だから計画的に】

元々今入っているリハビリー施設は、姉妹施設に個室数が充実した高級リハビリー施設がある事は前章でも伝えた。
そのため、現在の施設は景色も主要国道の目の前で、朝から晩までトラックがバンバン走り、大気汚染しまくっている風景しか見えないのだが、それ以外のアメニティグッズなどは、遜色なく充実している。
しかし、全部お世話になってしまうと金額も半端なくなるのだ。
そこで洗濯ルーティンをどうするかと言えば、枚数の設定が必要だった。
まず回復状態によるが、自分でかろうじて服が着替えられる。この状態から設定をした。
風呂は2日に1回。
部屋着とリハビリー着の用意が必要。
半身不随でカテーテルが尿道に突っ込まれていたが外れた。
・カップ付きキャミソール 5枚 2日に1回計算
・パンツ 8枚 2日に1回計算+予備
・リハビリジャージ 下 3本 週に1、2回計算
・Tシャツ 4枚 3日に1回計算
・パーカー 2枚 週に1回計算

このような感じで事前に洗濯計画を立てて行う。決して洗濯回数を増やすことはせず、介護側が負担にならない事を最優先で考えています。どうしてもお金をかけなければ出来ない人もいるだろうし、その時は遠慮なく金の力を使えば良い。私の場合は長期化する可能性があるリハビリー費用を見越して、できる限り良いリハビリーを与える事が長期的に見て良いと思っているから、節制した生活を更に節制しているだけで、入院当初は私も絶望しており、最初は子どもと落ち着くまで、外食メインでお金を使った。

【愛のゲーム感覚】

このように突然来た非日常をあえてゲーム感覚でやっている。
毎日面会出来るリハビリー病院に出向く。
なるべく合理的に持ち帰って洗うゲーム。
ムカついたら会わずに洗濯物引き取り、必要な物を届けるゲーム。
やっている事は「人のため」「愛する人のため」が前提だと思えば自分を肯定することが出来て精神衛生上も良い。
前よりも生活がスムーズなシステムを作れれば自信にも繋がる。
愛も深まれば成功。
いやらしい話、これで文句言ったり、自分勝手な事ばかり言われれば離婚も出来る。
生殺与奪の権利はこちらにある(ニヤニヤ)
小遣い制なら上がるチャンスかもしれん。
(我が家は嫁が小遣いもらう側だが)
TVゲームと同じくやる、やらないは自由。
それくらいに考えている方が気楽であると考えている。
実際このように現実に金がかかる事、命に関わるにも関わらず金は無いから払わないと言いつつ毎日のように外食して酒飲んでいる親類などザラにいる。
月の外食1万円分を我慢してもらい、その1万円を妻のために使ってあげられない者の戯言など聞く必要はない。
本当に愛する人
こういう時、分かりますよね。
                                                                    凛1129

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