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児童相談所に裁判を申し立ててもほぼ勝てないのでやめましょう

児童相談所関係で起きる不幸なご家族と子供たちの為に日々投稿しているのですが、残念なことに裁判関係で「勝訴」といった情報は、ほぼ入ってきません。土台を知れば「あ~そりゃ勝てるわけないよね」と分かるのですが、そこそこ真面目でそこそこ収入もある方だと裁判まで行ってしまう事も度々あるようです。

色々な情報を集めていると支離滅裂で文句ばかりの投稿もあれば、文章も簡潔でおよそそこそこの人柄が出ている方の記事もあり、そんな方が納得いかず裁判まで起こしているようです。

今回は後者についてのお話です。

実際に裁判を起こした人と話したわけではありません。しかし確実にわかるのは、裁判の内容や裁判を起こしてますと言っているほとんどの方が、ご自身も逮捕された事が無い方の発言です。

逮捕され検察官なんかに調書を作ってもらったりした事のある方ならわかりますが、簡単に言えば同じ事実でも非常にヴァイオレンスなイメージが沸くように調書を作ります。

例えば容疑者が傷害事件を起こしたとします。容疑者は訴えます。

「被害者が私の髪の毛を掴んできたので、身を守る為に殴りました」

これが事実であっても調書はおそらくこのようになります。

「身長差が20cmも高く体重も20Kgほど重い。そのような被告人が被害者の〇〇の顔面を殴打した」

「被害者の顔面を手加減もなく、失明の危険なども考えず殴打した」

まるで抵抗が出来ない被害者を、屈強な男が一方的に殴打したようなイメージが沸くように調書を作ります。

「髪の毛を掴まれて、止めてくれと言っても聞かず身を守る為に殴った」事実なんて関係ないのです。どれくらいの怪我をして被害者が全治〇〇にならない髪の毛を掴んだ事実なんてどうでもよいのです。

問題は裁判官へ如何に容疑者が悪党で、どれ程の被害を出したか、どれくらい容疑者のイメージを悪くさせるかが検察の仕事なのです。事実も関係ないとまでは言わないだろうが、量刑を重くさせられれば「偉い」とされる性質上彼らもそれが仕事なのです。

そこで虐待事件の話です。

警察、検察は先ほどの話で「事実も関係ないとまでは言わない」と言ったのは、彼らは事実を如何に凶悪に見せるかが仕事ですが、児童相談所は、事実がなくても連れていける機関です。

児童相談所が「虐待」と言えば「虐待」なのです。どんなに児童相談所が間違っていても、それが通る世界で貴女は勝負を挑まれているのです。

そんな中、もし貴女が、死ぬほど時間と労力をかけて裁判官になったとします。変なトラブルにも巻き込まれず、順調に出世しています。そして虐待の疑いがある親御さんが訴えかけます。「児童相談所が嘘をついている。私は虐待を今までで一度もしたことがない。傷は転んだ時の傷だ」しかし証拠は出せません。出せるわけがないのです。今までの時間全てを動画記録でもしていない限り出せません。児童相談所は、「あれは明らかな暴行によっての傷だ」と訴えます。診断書も出してきます。当然息のかかっているかかりつけの医者です。「虐待によるけがである可能性が高い」等と書いてきます。

そこで裁判官になった貴女。どのような判決を下しますか。

仮に児童相談所も診断書などの証拠を出さなかった場合でも、もし虐待がなかったとして判決を下した後、その親が子を殺してしまった場合のリスクと、児相が虐待ですと言っている側に乗っとけば自分に被害が一ミリもない状態、子供はとりあえず18歳まで死なない確率が高い場合どちらを選びますか。

勝てるわけがないのです。そして例外がない限り裁判は最速で1か月1回です。時間もいたずらに伸びてゆきます。

そして児童虐待の防止等に関する法律第2条が無理があります。

身体的虐待
児童の身体に外傷が生じ,または生じるおそれのある暴行を加えること

性的虐待
児童にわいせつな行為をすること,または児童をしてわいせつな行為をさせること

ネグレクト
児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食または長時間の放置,その他保護者としての監督を著しく怠ること

心理的虐待
児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと

双方の意見を平等に聞ける機関があれば良いが、前述の通りスタートから平等の状態ではありません。むしろ裁判に持ち込まれた方が児童相談所はチート能力を発揮しやすいのです。

そして条例の

・または生じるおそれのある暴行

・または児童をしてわいせつな行為をさせること

・その他保護者としての監督を著しく怠ること

・児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと

これが定義といわれる内容をかなり歪曲させます。

極端に言えば

・または生じるおそれのある暴行

頭をバカだなぁ~等と言いポンと叩いた。

・または児童をしてわいせつな行為をさせること

小学2年生の娘とお風呂に入ったらチンコを引っ張ってきた。

・その他保護者としての監督を著しく怠ること

在宅ワークで日中4時間電話拘束させられた。

・児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと

子供が万引きをして「もうあんたなんてうちの子じゃないよ」っていってママは泣いた。

これ全部該当させようとしたら該当させられます。嘘かと思う人も信じられない人もいらっしゃるでしょうがそういう機関です。

じゃぁ泣き寝入りか!言いなりであれば良いのか!と言えばそれも駄目です。相手は再三に渡って記事を書いてある通りSSR級のバカです。任せていてもちっとも帰ってきません。

弁護士も使えません。というか使う必要が、正攻法で行く場合ありません。虐待にあたる事項をやってしまったのか、やってないのか。これを裁判するわけではなく「虐待している」の状態で始まる為、「やっていない」の弁護は意味がないのです。また余程なにか特別な事情があって会話が著しく困難な人でない限り、児相に連れていく必要もありません。私は「虐待をしていない」の弁護を引き受ける弁護士は基本、悪徳だと思っているくらいです。

その辺の政治家も連れていく必要がありません。子供の人権や、欧州が児童相談所を非難しているだとかの講義は現場では全く意味を成しません。乗ってくる超絶バカな職員であれば良いのですが、普通いっかいの職員に言ったところで、「さぁよくわからないです」で終わりです。「上司言うから上司出せ」も「出来ません」で終わります。

そのお金や時間があるのであれば、有休使いまくって情報を仕入れるなど情報にお金と時間を使う方が有効かと思います。

簡単にイメージをしていただくなら

「殺されはしない北朝鮮であなたの主張を勝たせるにはどうしたらよいか」

こんな感じに立たされている事を自覚してください。

裁判の判決でよく見るのが、「施設送り」or「里親委託」です。裁判の内容にもよるが、裁判をすると「施設送り」or「里親委託」になる確率が高い事を起こしている本人は微塵も感じていません。当然です。その親は虐待していないのだから。でもここからは児童相談所のせいではなく親のせいです。情報不足であり、勉強不足です。「施設送り」or「里親委託」になったら少なくても18歳まで基本二度と会えません。まぁ里親同意書にサインしなければ、例外はともかく、余程の事がなければ強引に里親へ出すのは出来ない筈です。(裁判官もどちらにするかを児相に判断を託す判決をするので)

知らないがゆえ、頑固がゆえに最後のおとりカードを引いて取り返しのつかない状態になってしまうのか、そうさせないのかはあなた次第です。裁判を起こしたところで児相側は然したる負担になりません。弁護士が儲かり、みんなから集めた税金でそれは支払われるだけです。

現状一般的な虐待の嫌疑をかけられたレベルであれば、自分自身だけが頼りです。どう相手を説得するか。どう相手が嫌がる会話をぶち込むか。この2点だと思います。私は担当や児童心理司をうつ病にしてやるつもりで対応していました。逆に私が子供を大事にしているなら、時間を奪い続ける児童相談所なぞに一瞬でも笑顔になったり、緊張感がほぐれたらそれは子供に対しての裏切りとまで思っていました。虐待を反省するのかしないのか、定義が曖昧であり、児相の主観で決めれる土俵で幾ら戦っても勝機は見えません。

いきなり子供を疑いレベルで連れてかれる。それに対する文句を言いたい気持ちも充分にわかりますが、大事なのはどれだけ最短で解除できるかです。児相に連れていかれ、あたふたしている親御さんに、なにかのヒントを掴んでいただけましたらなによりです。 RIN

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