🇦🇺ワーホリ、島から島へ！Magnetic Island（マグネティック島）へ移動した話

2025年2月23日 21:34

オーストラリアのワーホリが始まって約半年。私はノーフォーク島で無事2ndビザを取得し、その後、2024年の4月中旬から5月中旬の約1ヶ月間、Magnetic Island（マグネティック島）に滞在しました。今回はマグネティック島とはどのような島なのか、また行くきっかけや仕事、家について紹介します。

Magnetic Island（マグネティック島）とは？

Magnetic Island（マグネティック島）は、オーストラリアのクイーンズランド州にある島。タウンズビルからフェリーで約30分ほどで行くことが可能です。島の3分の2以上が国立公園となっていて、野生のコアラやロックワラビーを見ることができます。日本人にはそれほど有名ではありませんが、ヨーロピアンの子たちの間では大人気の島。

個人的総合評価
自然：★★★★☆（野生のコアラやロックワラビーが見れる）
治安：★★★★★（平和です）
便利さ：★★★☆☆（公共バスあり。スーパーやドラッグストアなど生活に必要な施設は揃ってます）
物価：★★★☆☆（本土よりかは高い）
人の多さ：★★★☆☆（ヨーロッパのワーホリの子が多い）
日本人の多さ：★☆☆☆☆（ワーホリで住んでる人はほぼいない。永住で住んでる人が3人いるらしい）
おすすめ度：★★★☆☆（本土から気軽に行ける島。旅行でもいいかも。）

野生のコアラやロックワラビーが毎日見られます。スーパーや郵便局など生活に必要な場所は一通りあり、公共バスもあるため生活はしやすいです。無いもの（アジアンショップやKmartなど）はタウンズビルへ行けばすぐに手に入ります。

ノーフォーク島に比べると、島内はかなり観光地として整備されている印象でした。

Magnetic Island（マグネティック島）への行き方・移動手段

ここでは、Magnetic Island（マグネティック島）への行き方・移動手段をご紹介します。

Magnetic Island（マグネティック島）への行き方

マグネティック島へはタウンズビルからSealinkのフェリーに乗って向かいます。

出発地：タウンズビル
所要時間：Sealinkのフェリーで30分ほど
値段：片道22ドル、往復42ドル（2025年2月現在）

参考サイト：Magnetic Island ferry fares

タウンズビルからフェリーで30分ほどなので気軽に行くことできます。日帰りで遊びに来てる人も多かったです。

チケットは事前にオンラインからも買えますし、当日フェリー乗り場で買うこともできます。便数もかなり多いため気軽に行くことができます。

島での移動手段

到着後は、レンタカーか自家用車、またはバスが基本1時間に1本だけですが250番のバスが走っているので、そちらに乗って移動可能です。バスのチケットは運転手さんから乗るときに買うことが可能です。
チケットはSingle Pass（1回分）、Daily Pass（1日分）、Weekly Pass（1週間分）の3種類が売ってます。

ちなみにバスは現金のみと書かれているサイトが多いんですが、私が島に行ったとき（2024年5月時点）はすでに電子マネーやカードでの決済が可能でした。

当時は1日チケットで4.8ドル払ってましたが、現在（2025年2月）はクイーンズランド州ならどこでも1回50セント（1日チケット1ドル）になっているとのことで、調べた限りではマグネティック島も該当しているようです。（羨ましい…）

参考サイト：Translink

なぜマグネティック島へ行ったのか（きっかけ）

私がマグネティック島に行く前は、ノーフォーク島という別の島にいたのですが島暮らしの良さに気づいてしまい、次移動するのも島が良いなと思っていました。そのままノーフォーク島に居続けてもよかったのですが、当時はまだまだいろんな場所に行きたい、2ndビザの日数も貯まったので移動することにしました。

当時、あらゆる島のFacebookグループに入っていて各グループで「仕事と家を探しています」と投稿しました。すると、マグネティック島だけ家も仕事も別々の方から連絡がありました。ほかの島は仕事だけか家だけ、または返事がないみたいな状態で、「これは呼ばれてる？」と思いマグネティック島に行くことにしました。

なぜ1ヶ月だけだったのか

冒頭でマグネティック島には1ヶ月滞在したとお伝えしました。もともと移動先を決める前から、パスポートの更新や壊れたパソコンを買い直したい、実家の犬やおばあちゃんの体調が心配などの理由から、一度日本に帰ることは決めていました。1ヶ月だけだけど、少し気になる場所に住もうという思いで島から島へ移動しました。

Magnetic Island（マグネティック島）での仕事について

ここからはマグネティック島での仕事について書いていきたいと思います。

どうやって仕事を見つけた？

先ほども書いたように引っ越す前にFacebookの島のグループに仕事探してると投稿したところオーナーからDMで声をかけられました。その後、島に着いて翌日にお店に行って面接（顔合わせ）をしてそのまま採用されました。

人生初のウエイトレスに挑戦！

マグネティック島ではタイレストランでウエイトレスをしていました。

ここのレストランはタイ人の奥さんとオージーの旦那さんが2人で経営していて他に従業員は私一人。ただ私の前に日本人の子が働いてたそうです。

奥さんが基本料理を作って旦那さんはウエイターやお会計、たまに料理の手伝いなどをしていました。

ちなみに私、日本でも一切ウエイトレスをしたことありません。人生で初めてのウエイトレスがオーストラリア、しかも完全英語環境。お客さんが来たら水を出す、しばらくしたらオーダーを取って料理を運ぶ…たぶんほとんどの人が当たり前にやっていることですが、私にとってはすべてが初めてで「みんなこれをやっているのか、すごいな」と感心しながら仕事してました。

小さいお店ですが、島でタイレストランはここだけ、味もかなり美味しいので、結構人気のお店でした。忙しいとオージーの旦那さんに「Don't Panic!」と言われながら仕事をしていました。たまに大量にオーダー来た時は「I'm panic」って言ってオーダーの紙を見せてとりあえずこれがこうで…とオーナーに説明してました。（笑）

あと忙しいとよく厨房で夫婦喧嘩が勃発していました。ただ一度休みの日に偶然会ったときはめちゃくちゃ仲良しで安心しました(笑)

週6日で働くも毎日2時間のみ…

従業員がオーナー夫婦以外私だけなこともあり、お店がオープンしている火曜から日曜まで週6日働けましたが、時間は夕方6時から8時までの2時間のみ。バス代と家賃だけを稼いでいる感じでした。

ただ毎晩まかないでタイ料理とお酒1本をもらえていたので、島に住んでる1ヶ月ほぼ毎日お酒を飲んで食費はかかりませんでした。

働いたのは1ヶ月、毎日2時間だけでしたが、ウエイトレスという素敵な経験をさせてもらえ、最後は笑顔で送り出してもらいました。

昼間の仕事を探すも難航

毎日仕事は夜だけなので島に着いてから昼間の仕事を探していました。しかし、この島とにかくヨーロピアンのバックパッカーがめちゃくちゃ多いんです。イギリスのような英語圏から来ている子も多いため、英語力がかなり高い。それに加え、私が行ったのは4月中旬。2月～3月にかけてシーズンに向けて求人を出してちょうど雇い終わったところに行ってしまったため、ほかに仕事は見つかりませんでした。

マッサージの経験が一番多いので、探したのですがマグネティック島は1つのホテルを除くと、あとは自宅の一室を利用して個人でやっているようなお店しかなく募集はしていないとのことでした。

そのほかワーホリの子たちの仕事

私の周りは、カフェやレストランで働いている子が多かったです。あとイギリスから来てたルームメイトはバッパーで受付やイベントの司会などの仕事をしてました。昼と夜営業しているようなお店で働ければ、結構忙しそうな感じでした。

マグネティック島はタウンズビルから気軽に行けることもあり、ひとまず一週間バッパーを取って、直接レジュメを配ってみて決まったら働くし、無理なら別の場所に移動する子が多かったです。あとしばらく住んでいる子は友達から紹介してもらって働き始めたと言ってました。

Magnetic Island（マグネティック島）での家について

家に関してもFacebookの島のグループで家を探していると投稿したところ声をかけてもらって住んでいました。
お風呂やキッチンはシェアですがオウンルームで、家賃は1週間で250ドル。オーナー夫婦が住んでいるシェアハウスで旦那さんがフィリピン、奥さんが日本人の方でした。日本人が住むために来るのは珍しいらしく、島に関する色々な話を聞いたりご飯をご馳走になったり海に連れてってもらったり、とても良くしてもらいました。

ミニマムステイが3週間だったこともあり、1ヶ月だけの滞在でも問題なく引っ越すことができました。

島によって雰囲気が違うことを知る

私はこの段階で2か所目となる島ですが、この島に来て島によって雰囲気や特徴、住んでいる動物が全然違うことを知りました。完全観光リゾート地の島もあれば、島民が多く住むような島、バックパッカーに人気の島など、島によって来る人も雰囲気も様々です。

どの島が良いかは人それぞれですが、実際に行ってみて比べてみるのも面白いです。私もこの島をきっかけに旅行でもいいから色々な島を巡りたいなと思い、あちこち行ってます。

まとめ

今回は、私がマグネティック島に行くきっかけや家、仕事について紹介しました。マグネティック島のおすすめスポットやレストラン、生活情報などについてはまた別の記事にまとめたいと思います。

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