
シェアリングエコノミーがうつ病を防ぐ
こんにちは、くにたけりんと申します。
まずは、この記事を読もうと思ってくれて本当にありがとうございます。
今回は「シェアリングエコノミーがうつ病を防ぐ」というテーマで、シェアリングエコノミーとはなんなのか、シェアリングエコノミーのメリット・デメリットや、そこからどううつ病につながるのかに関して書かせていただきますので、よければ最後までお付き合いください。
※インスタグラムやってます!よければチェックしてみてくださーい!
https://www.instagram.com/rin1028k/
さあまずは「シェアリングエコノミーとはなんぞや!」というところなのですが、文字通り「みんなが何かを共有しながら生きていく経済圏」のことです。
例えば車。
車は一家に一台という昭和の当たり前が、今では「シェアリングカー」という、ひとつの車を複数人で使う制度に徐々に置き換えられたりしています。
レンタルすることもシェアリングエコノミーの定義に内包されるのですが、レンタルとシェアリングカーの大きな違いは「会員制」にあります。
会員になることで、使いたい時に合わせて車を予約するという行為をより簡単にできます。こうすることで、車を持つことで払わなければならない諸々の費用を軽減することができるのです。
シェアリングエコノミーは「もの」や「空間」のシェアのみならず、「生活」のシェアさえもできちゃいます。
どういうことか、まずはこちらの動画をご覧ください。
『【家族観】「ご近所で生活をシェアし支え合った時代」子育て&育児は誰の役割?共働き時代の新しい価値観も?成田悠輔と考える日本の家族#アベプラ』
https://youtu.be/NQ8TX8XYs20
この動画では、「育児シェアハウス」が取り上げられていますが、こんな感じで今までは一人もしくは内輪のみで完結していたあらゆるものに対して「いや、みんなで責任分担すれば良くね?」とアンチテーゼをしたのがこの「シェアリングエコノミー」だったりします。
この流れは、よく言われる現代人の価値観のシフトが大きな要因となっている可能性があります。
ものがありふれた時代に、ものを「所有」することが負担に感じることはありませんか。
プレゼントはもらえるものの、別に自分で買えるしいらないなあと感じてしまったり、服が大量にあるが故にクローゼットがパンパンになって困ったり。
これらは「所有」がもたらすデメリットであり、そんな流れから「ミニマリスト」という言葉が一時期流行しましたね。時代は「所有」から「体験」へシフトしました。この価値観のシフトこそが、「シェアリングエコノミー」を大きく発展させることになったのではないでしょうか。
これからいろんな分野で「シェア」が広がる中、そのメリットやデメリットはいかがなものでしょうか
◯メリット
これは言わずもがなですが、まず費用の軽減が挙げられます。
例えば先ほどの車に関しても、車両代やガソリン代、保険料など、所有することで求められたお金をシェアすることで一人当たりの負担を減らすことができます。
また、もうひとつメリットとして、「個人の有形・無形資産の有効活用」が挙げられます。
シェアリングエコノミーとは、もっと広い定義で「個人間のサービスのやりとり」です。メルカリで私有物を売買することもシェアリングエコノミーですし、クラウドソーシング等で個人のスキルを売買することもシェアリングエコノミーのひとつです。
こんな感じで、今まで売れるもの(私有物・スキル)があっても会社に属さないと有効活用できなかったのが、個人間で売買できるようになったこともメリットのひとつとしてあります。
◯デメリット
分野にもよりますが、基本的なデメリットは二つ「信頼性」と「モラル」かなあと感じています。
まずは「信頼性」に関してですが、法人ではなく個人からのサービス提供のため、本当にいったことをやってくれるのか、締め切り日時を守ってくれるのか等の信頼性はすこし欠ける部分があると言われています。
しかし、シェアリングエコノミーをビジネスとするプラットフォームでは、基本的にその個人に対する評価ができる設計となっており、よほどひどい方であれば評価を見た時にわかるようになっているので、あまり心配しなくてもいいのかなと思います。
もうひとつ「モラル」に関して、これはサービス提供者・利用者共に抱えるデメリットです。
モラルや道徳感は人それぞれなので、自分では丁寧に扱ったつもりでも他者からクレームを受けることがあります。
シェアリングエコノミーは双方の信頼関係がかなり重要になってきます。
以上が、シェアリングエコノミーに関する情報でした。
さあここからが本題なのですが(なげえ)、なぜこのシェアリングエコノミーがうつ病を防ぐのか。
今回は「育児シェアハウス」に焦点を当てて書いていきます。
先ほどの動画をご覧になられたでしょうか?
(こちらですhttps://youtu.be/NQ8TX8XYs20)
ご覧なられていない方のためにもざっくり「育児シェアハウス」とは、子供を持つ家庭が集まって同じ屋根の下で暮らすことなのですが、これかなりいいですよね。
一般的な家庭ではお父さんが大黒柱となって仕事をしにいき、その間にお母さんが育児や家事洗濯をします。
特に子供が小さい頃は、常に注意を払っておく必要があり、そのためにお母さんに休む暇などありません。もちろん子供は可愛いものですが、それ以上に育児に対するストレスや、誰かと遊びに行けないことから来る孤独感などが、お母さんを襲います。
その結果、「子供に対してストレスを抱くなんて…」と自分を責めるようになっていき、結果うつ病になる可能性が生まれます。
また、うつ病になりやすいのは男性よりも女性で、その差は約二倍と言われており、この一般的な家庭構造はうつ病を生みやすいものになっているのです。
女性の一生の内でうつ病が起こりやすいのは妊娠中や出産後です。日々のストレスや孤独感に加え、小さい子供の頻繁的な夜泣きは睡眠の質を下げ、いろんな要因が相互に作用しあって結果的に大きな精神的ダメージを与えることになります。
しかしこれらは、「育児シェアハウス」によって解消されると思われます。
今までお母さん一人で育児をしていたのが、他の家庭と一緒になって子育てしていくことで責任分担にもなり、また孤独感を感じることを防ぎます。子供の未来や選択肢を全て自分一人もしくはお父さんと二人になって考えていたのが、たくさんの人とシェアハウスすることにより情報の多様性が生まれ、視野が広くなります。
育児シェアハウスは、お母さんの身体的・精神的負担を軽減する可能性があるんです
また、育児シェアハウスがメリットをもたらすのはお母さんのみならず、子供も対象です。
どういうことか、子供に対するメリットを考えるにはまず「学校とは」を考えた方がわかりやすいでしょう。
学校(特に小学校)ってなんの役割を担っているのか、そのひとつに「多様性とのふれあい」があると思っています。
これは今話題の成田悠輔さんがこちら動画でおっしゃっていたことで、「なるほど!確かに!」と思ったことなのですが
『【前編】成田さん、学校って必要ですか?【成田悠輔と語る】』
https://youtu.be/qSmO0lsGe8s
学校って、単にそこの地域に住んでるからってだけでどこの学校に行くか決まりますよね。そうすると、めちゃめちゃ頭のいい人と、めちゃめちゃゲーム上手いやつと、めちゃめちゃ運動できる人が、ひとつのクラスの中にごっちゃになるんです。
この、他の機関にはないグチャグチャ感が、視野の狭い子供に社会の多様性を触れさせる役割を担っていると思うのですが、「育児シェアハウス」なんかまさにその役割を大きく担っているのではないでしょうか。
「家庭」というものに対して、小さい頃から多様な価値観を持っていれば、自分が大人になった時に選択の幅が広がります。選択の幅が広がるということは、生き残る確率を上げることと同じです。
いざ家庭というものに対してストレスを感じた時、「シェアリング」という選択肢を持っているか持っていないかでは今後の人生に大きく影響します。
またこれ以外のメリットとして、「多種多様な世代とコミュニケーション取れる」ことが挙げられます。
僕たち日本人はなぜか「同世代」としか絡みません。(外国の方もそうなんでしょうか?)
他の世代と絡む機会は基本的に環境のせいであって(仕事・学校とか)、自分から絡もうとはなかなか思いませんよね。
この同世代オンリーな人間関係は、価値観を狭めます。
「俺らの世代はこう思ってるんだから、そうしろよ!」と、相手目線に立つことができないことや、他の世代が何を思っているのか思考の幅を狭めてしまうことがあります。
「育児シェアハウス」は、ここすらもある程度解決するだろうと考えていて、子供のみならず大人までこのメリットを享受できる点でかなりいい環境なのではないかなあと感じています。
以上のように、「うつ病」のみならずあらゆる面で、あらゆる人に対して大きなメリットを与えるこの「育児シェアハウス」なんですが、じゃあデメリットはというと、なかなか挙がらないんです。
一応先ほどURLを載せた育児シェアハウスに関する動画(こちらですhttps://youtu.be/NQ8TX8XYs20)の中で、デメリットとして「価値観の違い」と挙げらていたのですが、それはむしろ長期的に見てメリットなんじゃないかなあと思ってます。
価値観が違うことで起きる事の例として、食事内容とか、トイレの使い方とかが挙げられると思います。価値観が違うことによって衝突が起きるよねということなんですが、むしろ幼少期時代にそういった経験をさせてあげることで、多様性というものを身にしみて感じれるはずです。
短期的にはデメリットでも、別に絶対解決できないことでもないし、むしろメリットじゃね?とすら思う。
こんな感じで、個人的にメリットが大きんじゃねーかと思っている「育児シェアハウス」
SNSによって生まれた繋がりが、シェアリングエコノミーを生み、結果としてうつ病やその他精神的負担を防げるかもしれません。
しかし現状はそうではなく、個人主義の拡大や共通社会認識の崩壊を要因として、若者を中心にそういった病は蔓延していっているのが現状です。
長々と話しましたが、僕がこれらから言いたいことは「選択肢を持とうぜ」と言った感じで、個人的にはこの「育児シェアハウス」がもっと広まって欲しいなあと思っておりまーす!
最後まで読んでいただきありがとうございました。では、また。
※インスタグラムやってます!よければチェックしてみてくださーい!
https://www.instagram.com/rin1028k/
いいなと思ったら応援しよう!
