人を育てるには「長期的な視点」が必要
こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します! 「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストをしています!
後輩との関わり方
僕は毎日ここ「note」以外に音声メディア「stand fm」というラジオ配信もしております。
noteでは「役に立つ情報」をモットーに毎日書かせて頂いているのですが、stand fmは「声」という特徴を使って「思いを語る場所」として発信をしております。
なのでnoteとは違って「最近これに悩んでるんです...」とか「今日めちゃくちゃ辛いことがありました...」とガチ泣きしたりとかしております。
その中で先日、ここ最近で一番悩んでいる「後輩との向き合い方」について配信させて頂きました↓↓↓
今日はここについて、noteのモットーである「役に立つ情報」という文脈で深堀りしていきます!
人を育てられる人は何を持ってるのか?
デザインのフィールドでは「拡散期」と「集約期」という言葉があります。
拡散期とは作りたいクリエイティブに対するアイディアをとにかく出しまくること。ここで求められるのは量と幅です。
沢山のアイディアを出し、またテーマもひとつに絞らず複数にまたいで創作していきます。
出し切ったあとは「集約期」です。つまり、数ある量とテーマの中からどれが1番いいかを考えるために絞る時期です。そうしてベストなクリエイティブは世に出されます。
この話を僕はよく人生に例えます。
様々な見地から、20〜30代は人生における「拡散期」と考えています。つまり、ひとつのフィールドやキャリアに留まらず、多様な経験をすることを目的として生きる。
それ以降は、多様な経験の中からどこで勝てるかを見極め、1つや2つのことにリソースを集中する。これを人生における「集客期」とします。
23歳の私は今、沢山のことに手を出して人生を生きています。すると、「人よりできない期間」を長く経験します。
一昨年は初めてクラウドファンディングをしました。その時はクラウドファンディング1年生として右も左もわからないなりに頑張り、ある程度の結果を出せたのかなと思います。
昨年は音楽経験なしでバンドを組み、ワンマンライブに向けて頑張りました。ボイトレにも通い、周りの経験者にも常に「教えてください!」の姿勢で話を聞きまくり、なんとか100名ほど集めることができました。
こんな人生なので、何事も「できない」から始まることを身をもって理解している"つもり"でした。
「集客できる人」と「集客できない人」の違いは正しく"恐れ"を持てるか否かです。
恐れを持てる人は早いうちから手を打とうとするし、「あと何ヶ月あるから...」という怠惰に走らず常に試行錯誤を続けられる。
一方で恐れを持てない人は手を打つのも遅いし上手くいってなくても正常性バイアスが働いて試行錯誤を怠る。
集客できる人は集客できない人に対して「なぜ恐れないんだ」「なんでもっとこうしないんだ」と思うでしょう。
ホストもそう。
半年も経てば最低限の礼儀礼節、テーブルマナー、相手ナイズドしたコミュニケーションはできるし、ある程度楽しませることができます。
しかし僕が誰よりもそうだったけど、1ヶ月目とか2ヶ月目なんて何もかも出来ない人が大半です。
そういった新人の人達に対してできるホストは「なんでこんなことができないの?」と疑問に思うでしょう。
しかし、何事も最初は「できない」からスタートするのが世の理。
人を育てられる人は、ここをちゃんと理解できています。できない人をできる人に仕立てるには、「なんで出来ないんだよ」とは思わず失敗を何度も重ねさせてあげて、長期的な視点を持ち関わることがとても大切です。
YouTubeチャンネル「西野亮廣」の最新動画では、プペルバレエを中心に集客やお金のプロを入れないバレエ業界の問題に切り込んでいる。
この動画でフィーチャーされてる関さんは、たしかに今回は集客の面で失敗を犯したかもしれない。だけど、「集客できないときの地獄」を味わったからこそ、今回を機に成長して次は「集客できる人」になる可能性が高い。
・その動画がコチラ↓
そうやって人は成長していく。
人を育てる人はこの「できないステージが人には必ずある」ということを理解して、長期的な視点を持ち関わることが上手な人だと感じまた。
それで言うと、僕はできない素人に「なんでできないんだよ!」と怒りを抱いてしまう人間です。つまり、できないステージが必ずあることを根から理解出来ていない人間だった。
そう考えると、怒りは知識で抑えることが出来ると考えれます。今回のことを身をもって理解できたら、できない新人に対してイライラすることもなくなる。
人間性を磨くためには知識が必要だなと思いました。これからも勉強していきます🔥