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努力はなぜ必要なのか?

こんにちは、国武 凜(くにたけ りん)と申します!
「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしております。

努力が上達に与える影響は実際どのくらいなの?

度々勝手ながらご紹介させて頂いている、noteで個人的一番のオススメクリエイターさんがパブリックスピーカーの山口周さんです。

特に、彼の「努力が成功や結果にどれほど影響するのか」に関して書かれた記事がめっちゃくちゃ勉強になりました。無料部分だけでも有料級なので、ぜひ見てみてください↓↓↓

さて、ここでは無料部分から1部ご紹介させて頂きます。

プリンストン大学のマクナマラ准教授他のグループは「自覚的訓練」に関する88件の研究についてメタ分析を行い、「練習が技量に与える影響の大きさはスキルの分野によって異なり、スキル習得のために必要な時間は決まっていない」という、普通に考えれば誰にでも思いつく結論を、一応は科学的に論証しました[1]。

同論文は、各分野について「練習量の多少によってパフォーマンスの差を説明できる度合い」を紹介しています。

テレビゲーム:26%
楽器:21%
スポーツ:18%
教育:4%
専門職:1%以下
思った通り、楽器に関しては、練習が上達に与える影響度は、相対的に他の職業や種目に比較して高い。テレビゲームの数値が高いのも、多くの人にとっては感覚的に納得できると思います。

テレビゲームはそもそも「間口は広く、奥行きを深く」するのが大事で、わかりやすく言えば「誰でも時間をかければ上達する」ように設計されています。難しすぎて、時間をかけてやり込んでも全然上達しない、あるいは簡単すぎてサクサクとクリアできてしまうというゲームは、ゲームバランスの悪い「クソゲー」とされ、市場で評価されません。市場で評価されるゲームは、適度な負荷と難易度があり、挑戦する楽しさと一定量の時間でそれを超克する楽しさの両方をバランスさせているのです。

さて、ここで注目したいのが専門職の1%以下という数字です。これは端的に言えば、ある知的専門職において個人が成功するかしないかは「努力の多寡」はほとんど関係なく、それ以外の要素で決まってしまうということです。

努力の多寡がスポーツや教育や専門職の上達に与える影響は、我々が思ってる以上に"少ない"ということがわかります

18歳の時、プログラマーに憧れて独学で勉強していました。副業でコンビニバイトくらい稼げるまでにはなりましたが、1年足らずで断念した経験があります。

一方で講演者や塾講師という立場で何かを教えることや説明すること、noteでアウトプットすること、など知的生産に関わる物事はかれこれ3年以上続けています。

また、音楽もそろそろ1年が経ちます。練習量は今が圧倒的にいちばん多く、また「歌詞を書く」という未知の領域にも踏み込むほどにのめり込んでいます。

「とりあえず試してみる」
をモットーに色々と動いてみた結果、自分自身をこう理解しています。

・まず、プログラミングをやってみた結果、自分はお仕事の下流に当たる部分、つまり誰かが考えたことを形にすることや計画を実行することが苦手かつ嫌いであるということ。
実際にMBTI診断でも「ENTP(討論者)」と診断され、創造性やリーダー性があり衝動で動くタイプな一方、計画の実行や細かい作業などが苦手と書いてあります。僕が戦略が好きなのが納得いきまく。

・次に、3年以上苦なく続けられている知的生産に関して、独断と偏見ですが平均よりも秀でているということ。事実、周囲から褒められたり影響を与えられているからこそ続けられていますし、そこまでインプットにコストをかけずとも圧倒的に知的好奇心を刺激できる記事をかける自信はあります。

・さらに音楽、特に「歌唱力」という点においても、少ない時間で平均よりも高いパフォーマンスを発揮できるということ。確信したのはつい最近で、誰よりも音痴だった1年前でしたが、今は6年以上ボイトレの先生を行っている有名な方より高い音を安定して出せていました(もちろん高い音が出ることが歌唱力の全てじゃないことはわかってます)。本当に幼い頃から、記憶しているのは小学5年生の時から、人前で歌うことに憧れを抱き続けている自分がいます。根っから歌うことが好きなため、拙いながらも表現力でカバーし、僕の歌で泣いてくれた人もいました。

自分語り申し訳ありません。
伝えたいのは、やたらと努力を信仰するのではなく、経験から自己分析し乗る船を決めるという決断方法です。

では努力はなぜ必要なのか?

結論、「これ以上努力しても目的に到達できない」と素早く諦めるために努力は必要なのではないでしょうか?なのでするなら最大火力で努力すべきなのかと。

しかし我々は時間も無駄にはできません。無闇矢鱈に努力するのではなく、「戦略」つまり方向性を決めましょう。
その決め方が、過去に努力せずともある程度上達できたこと、ほかと差をつけれた事に目を向けるということ。
なんかしらないけど人生ずっとモテてるなとか、大して練習してないのに歌が上手いとか、周りから褒められた経験を思い出してみて下さい。そこにヒントがあるのかも。

例えば「モテる」なんていうのは本当に先天性が絡んできているように思います。ガチでモテる人って、根っから木村拓哉みたいなんです。
本当の「モテる」とは努力どうこうじゃなくて、持って生まれた才能だと、ホストをして感じました。あの領域も僕は無理です、なんせモテてこなかった過去が物語っています。

努力の方向性においてレベル感は問題ではないように思えます。最小限の努力でそこそこの結果や周囲の反応を生めたかどうか、それが努力すべきフィールドのヒントであり、どれくらい上手いかとかは関係ないのかなと。

そういった領域で努力を投下し続ければ、1万時間といわずと1万人に1人の存在になり、他の柱とかけ算することで成功を掴み取る確率が上がるんじゃないかなと思います。

柱をさっさと作っていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました!

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くにたけ りん
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