『ブルームーン』

《Verse1》
空は広がる
コンパスが向く
あの日を唱う
まがり道を走る

《Verse2》
離れた距離は近く
月の目にぼくが映る

酌み交わす酒
交差する過去は
人々を一人称にする

《Pre Chorus》
（気づかぬ内に）深い夜を捉え
数多の思い出となる
「またね」と告げる

《Chorus》
3cmとまた離れていくような
半面を２度と重ねるような

《Verse3》
空は広がる
コンパスが向く
あの日を歌う
まがり道を走る

《Verse4》
離れた距離は遠く
月の目にぼくはいない

生み出す孤独
恐れも妬みも憎しみも
そのどれもが愛しき華

《Bridge》
二つを包む空
一つの夢を仰ぐ

繰り返すことはなくとも
いつか逢う日まで

手放すことはない
美しきよ花

《Chorus》
3cmとまた離れていくような
半面を２度と重ねるような

数多の星々を泳ぐような
環の光の零れのような

《Outro》
蝉時雨に響きし声帯の傷は「またね」

[Worldview]