YouTubeと音声メディアについて考える
こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します! 「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストをしています!
毎日ラジオをやってるのですが...
なんか最近、
「ぼく話すの下手になったなぁ」
と感じます。
よく言葉に詰まったり、変な接続詞使ったりと、決して上手で理路整然した話し方ではなくなってる。
理由は「ホストを始めたから」だと思います。
ある側面から見るとホストクラブで交わされる会話はマインドフルネス的です。つまり、過去や未来を介在させず今を全力で楽しむというスタイル。なので飲みげーをよくしたりだとか、ボケとツッコミをしたりだとかしてその場をどれだけ盛り上がらせるかを僕らは意識します。
一方でホストを始めるまで関わってくださった人たちと飲む時は決まってお仕事の話で、そこには未来と過去が介在しますし、論理的でなければいけない。なので接続詞や話の構成をよくよく考えてから話すのですが、それが今の環境はその脳を鍛えなくていい環境だったりするので、少し下手になったなぁと思います(その分鍛えれた筋肉があるので今の環境が悪いとは言ってません)。
話が上手くなった・下手になったという判断は比較によってなされます。つまり、毎日毎日話すことでわかるわけですが、どこで話してるかと言うと音声メディア「stand fm」という場所です。
ここnoteとは違う話を毎日してるので、ぜひフォローだけでもよろしくお願い致します🙇♂️
・くにたけのstand fmはコチラ↓↓↓
今日は音声メディアとYouTubeについて考察していきます!
どこで戦うか
最近、メディカルダイエットも初めて運動量も増やそうと歩く時間や自転車をこぐ時間が増えました。
その時に耳が空いてるので何か聞きながら運動したいなぁと思うわけですが、この時に候補に"上がらない"のは「映像付きコンテンツ」です。
例えばYouTubeやアニメ・ドラマなどです。
視覚が奪われてるときに視覚情報がコンテンツの価値の1部となってるコンテンツをながら聞きしようと思わないのは当たり前ですよね。
ただ、YouTubeでもアニメでもドラマでも、
「果たして本当に映像が必要なのか?」
と真剣に考える余地があるコンテンツは沢山あると思います。
映像を付けることによるメリットのひとつはターゲットが格段に増えることです。
やはり一般的にはラジオをはじめとした音声メディアはまだまだ普及度が低く、より五感を刺激してくれる映像コンテンツの方が受け入れやすい人が多い。
一方でデメリットは
・視覚を奪われてる人に届けられない
・タイパが悪い
という点です。
タイパが悪いのは言うまでもありません。
テキストだと10分で済む話を、映像だと40分や50分かけないと伝えきれない。なので多忙な堀江貴文さんはYouTubeはほとんど見ないと仰ってます。
そしてもうひとつのデメリット「視覚を奪われてる人に届けられない」という点ですが、今日の肝はここ。
最近、周りでもYouTubeを始める人が増えました。特にホスト業界だと「裏側密着」「ドキュメンタリー」が主流で、他には「どね配信」というスパチャを集めるのが主な目的となるYouTube上でのライブ配信なども流行ってます。
先も述べた通りYouTubeに参戦することで届けられる層は圧倒的に増えますが、その分競合もどんどん参入してくるのでレッドオーシャンなフィールドであります。
僕がYouTubeに力を入れなくなったのは、YouTubeを開いた時に「この人の動画をみよう!」という候補に上がるのがめちゃくちゃ難しいから。
これをブランディング論でいうと「想起率」といったりします。YouTubeと聞いて思い浮かべる人の中に入るのがめちゃくちゃ難しいかつ濃いファンを掴むのも難しい。
人によって戦い方は異なりますが、例えば僕みたいな弱小がターゲットが増えるからと映像が必要ない映像コンテンツを配信してたら、映像をなくして音声コンテンツとして配信する手もありかなと思います。
視覚を奪われてる人からすると、映像が必要ない映像コンテンツは聞きたくありません。なぜなら、映像を見れないということに対して損してる感を感じるから。
それが映像である必要がないのなら、視覚を奪われてる人に届けられていないという機会損失を生んでいます。ターゲットは減るけど想起される確率がグッと高くなる「音声メディア」というフィールドで戦うのもスマートな戦略ではないかと考えるわけです。あとは映像を無くすことで色々コストも削減されますしね。
視覚を奪われてる人に届けようとした時、そこにYouTubeでゴリゴリやってる強者はライバルになりづらいということです。
勝てるとこで勝ちにいきましょう。
現場からは以上です🔥
・【1月30日】スナックくにたけ in 東大阪