とあるMMORPGで遊んでいた頃の思い出 その2
ふとしたきっかけで始め、ふとしたきっかけで我に返って引退することになったMMORPGの思い出。
前回はこちら。
さて、今回はゲームを始めることになったきっかけと、初心者の頃の思い出を書いていく。
ゲームを始めたきっかけ
このMMORPGに出会ったのは、2002年の夏ごろ、当時よく遊んでいた個人運営のとあるチャットサイトで、「こういうゲームがあるんだけど、、、」という話題になったのがきっかけである。
ちょうど当時はFF11とかラグナロクオンラインといったMMORPGが話題になっていた時期だった。
これらのゲームは正式サービスが開始されていたので月額課金制(今でいうサブスク)だったのだが、、、
そのゲームはまだ正式サービスが始まる前だったので、無料で始められるということと、公式サイトを見て面白そうだなと思ったこと、何よりチャットサイトの仲間がぽつぽつと始めたので、私も始めてみることにした。
初心者の頃の思い出
このゲームは簡単なキャラメイク(性別と髪型と髪色)をして、職業を選ぶといきなり職業ごとの街に飛ばされるという始まり方だった。
前回書いたように私は魔法使いを選んだので、魔法使いの街に飛ばされた。そこで魔法使いのクエストをやりつつ、初心者向けのスライムみたいな敵を狩っていたら、例のチャットサイトの仲間からフレンド申請がきて、みんなでお互いフレンドになって、みんなで狩りを始めた。
初めてのMMORPGの狩りは楽しかった。
私はほぼやったことが無いゲームなので恐縮だが、「全員初心者の知り合いとモンハンやってる感じ」が近いのだろうか?
「全員初心者の知り合いとスプラで鮭やってる感じ」でもいい。
みんな手探りだし、どの職でもどんな装備でも文句言うひとはいないし。
全滅すると通りがかった高レベルの僧侶さんが復活魔法使ってくれたりしたのもいい思い出。
サブキャラとして僧侶をつくる
前回書いたように、公式サイトを見るうちに「僧侶の服めっちゃ可愛いやん!」となって迷った末に僧侶をつくることにしたのだが、、、
この頃には攻略サイトを見るようになっていたので(検索したら出てきた)、扱いやすい支援型の僧侶を作ることにした。
圧倒的に服が可愛いのは女性キャラのほうだったので性別は女性。(このゲームは性別変更はできなかった)
ちなみに僧侶作ったのはさっき書いた全滅した時に復活させてくれた僧侶さんに憧れたのもある。
「僧侶作れば自分も他人の役にたてるやん!」とかいう思考回路。
僧侶はサブキャラのつもりで作ったのだが、服が可愛い(大事なことなので何度でも言う)のと、ヒーラーが重要なゲームだったのでよく誘われたために、レベルがぽんぽん上がっていった。
とはいえ一応メインだった魔法使いも、半々くらいでパーティ狩りに出していた(何度も言うがみんな初心者で身内なのでその辺は気にしない感じだった)
ついでに魔法使いのステ振りにミスったことに気づいたのもこの頃だったが(振り直しとかいう親切な機能はこのゲームには無かった)初めて作ったキャラで思い入れも深かったのでそのまま使っていた。
思えばこの頃までが、このMMORPGをやってて一番楽しかった時期だと思う。
そして正式サービスへ
ゲームを初めて1ヵ月経った頃、正式サービスが始まることになった。
チャットサイトの仲間はこれがきっかけで、ほぼ引退することになったのだが、、、
私は中途半端にレベルが上がっていたので、迷った末に課金することになった。
ただ、チャットサイトの仲間が引退してどうしようとなっていたのだが、その時別件で自サイトで交流していた方が「りむさん、うちのギルドに来なよ!」と言ってくれたのである。
この後私は泥沼の人間関係にハマっていくのだが、、、、
それは次回以降の話。
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