シンザン記念 ◎ゴールデンカイト

先週は中山で金杯を現地観戦。パドックで〇アルナシームの出来が凄く良かったので、実質的にダブル本命のような形で買ったところ見事1着。単勝だけでしたが、幸先の良いスタートを切れました。
好発から下げた時は最後の直線で詰まらないか凄く不安でしたが、追っかけすぎずリズムを保って上手く外に出した藤岡兄の冷静な騎乗が光りました。

今週は3日間開催で重賞は3歳戦のみ。しかも有力馬が割に除外の目に遭っているため、かなり人気が割れていて全くわかりませんね。

[シンザン記念]
◎10 ゴールデンカイト(ルメートル)
〇8 アルテヴェローチェ(川田)
▲11 メイショウツヨキ(北村机)

今年は中京マイルでの開催。1週前の京都金杯も同舞台なので、こちらが参考になりそう。
その京都金杯だが、
1着 サクラトゥジュール:ネオユニ×ボリクリ(≒ルヴァンスレーヴ)、東京新聞杯勝ち
2着 ウォーターリヒト:父ドレフォン、キャピタルS勝ち
3着 ロジリオン:母父パイロ、クロッカスS勝ち・NHKマイル3着
で決着しており、
①パッと見ダート馬かと思ってしまうような血統
②府中マイル戦実績
をどちらも兼ね揃えている馬が来ていることがわかります。

◎ゴールデンカイトは父があのFlightlineを産んだアメリカの超名種牡馬Tapit。母父Medaglia d’Oroはゴールデンシックスティのお父さんですが、北米供用で産駒の主戦場はダート。
前走は府中マイルの未勝利戦を強い勝ち方、ということでまさに条件に合致。
問題はその未勝利戦が芝ではなくダート1600だということですが…
3歳戦でこのメンバー層なら、芝の適性さえあればやれると思われるのでややリスキーですが◎。調教も動いてるみたいです。

〇アルテヴェローチェはサウジRC勝ち馬のため、当然メンバー中では府中マイル実績は最上位。
去年から斤量規定も馬齢重量に変わっているため賞金持ちなのもマイナスにならない。
モーリス×ディープはゴリゴリに芝なのでそこだけ気にして下げ。川田はテン乗りなのはマイナスだけど中京上手いからそれで相殺か。

▲メイショウツヨキは母父シニミニ。勝ち上がりが同舞台の中京マイルなので、府中は使ってないけどまあ舞台適性はあるものとして判断。

[フェアリーS]
◎8 レイユール(嶋田)
〇7 ホウオウガイア(田辺)
▲1 マイスターヴェルク(マーカンド)

中山1600は延々外回りコースを回り続ける特殊なコースで、中山の他の距離と比べると小回り適性(コーナリングや位置取り等)はあまり求められず、大味な競馬でも急坂に強ければ勝てるレースである。
器用さが比較的いらないのは馬だけじゃなくて騎手もそうで、過去の勝利騎手を見るとルメールや戸崎の他にあまり重賞で結果出していない騎手も多く登場する。

ということで、人気はしてますが◎レイユール嶋田の重賞初制覇に期待。

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