香港カップ ◎ローシャムパーク
先週のチャンピオンズカップは、◎セラフィックコール、○クラウンプライドともに飛んでしまいました。しかも両方とも中京では禁忌である大外ぶん回しをするという。
そりゃ展開のアヤだったり馬の特性だったりがあるので仕方ないっちゃ仕方ないですが、レモンポップに誰も鈴をつけに行けなかったり、見ていて残念なレースでした。
今週は阪神JFとカペラSが日本で開かれる一方、香港では香港国際競走が開催されます。
今年は日本馬のメンツがいい意味でシブいですね。面白そうなのでこっちをやっていきたいと思います。
シャティン競馬場、いつか行ってみたいですね。
【香港ヴァーズ】
◎3 ゼッフィーロ(レーン)
○9 ウォームハート(ムーア)
▲8 レーベンスティール(モレイラ)
この距離は現地馬(香港馬)の層がスカスカなので毎年のように海外馬が勝っているレース。ですが今年の日本馬はイマイチ強調できる馬がいません。
シャフリヤールが無事出られたら鉄板だったのですが…
香港ヴァーズはそもそもスローになりやすく、今年も8頭立てと頭数少ないので、スローの上がり勝負で結果を出しているゼッフィーロからが堅い。
レーベンスティールはまだ世代戦の実績しかないのと2400も初めてなのでちょっと評価しづらい。普通に強い可能性もあるので切れないが、ウォームハートより好き好んで買う要素も無さそう。
ジェラルディーナはシャティン合ってないっぽいので消し。現地馬を買うとしたら距離延長がプラスっぽいファイブジーパッチだけで良さそう。
【香港スプリント】
◎1 ラッキースワイネス(パートン)
○2 ウェリントン(バデル)
▲10 ハイフィールドプリンセス(ハート)
マッドクールとジャスパークローネでラッキースワイネスに勝てるわけないので、素直に香港馬から。
非香港勢で実績最上位のハイフィールドプリンセスがどこまでやれるか、ですがこの舞台だと適当な香港馬の方が信頼出来るかもしれません。
よくわからない馬に印を打てないので3番手にしているというだけ。
【香港マイル】
◎13 ナミュール(ビュイック)
○2 カリフォルニアスパングル(スミヨン)
▲1 ゴールデンシックスティ(ホー)
シャティンは洋芝で直線下り坂なので、ハービンジャー産駒と相性がいいイメージ。過去にも、ノームコアが勝ったりトーセンバジルが入着したりしています。
なにより、ナミュール自身がここに来て本格化している。マイルCSは展開も向いたが、直線でレッドモンレーヴにぶつかりながら上がり33.0は相当強い。
また、香港勢が微妙に不安を抱えていることもチャンス。ゴールデンシックスティは長期休養明け+大外 で全くもって磐石じゃないし、No.2のカリフォルニアスパングルも前走5頭立て4着と内容が良くない。
たぶんその次に有力とみられるビューティーエターナルも合わせて買っていく感じかな。
【香港カップ】
◎4 ローシャムパーク(レーン)
○2 ロマンチックウォリアー(マクドナルド)
▲7 ストレートアロン(ホー)
ここはロマンチックウォリアーの1強と見ているが、去年のウインマリリンの神騎乗にみられるようにレーンは新味を引き出してくれる騎手。
先述のようにこの舞台はハービンジャー産駒に向くと思うし、最初のコーナーまで距離が短くて位置取りの有利不利が出やすいシャティン2000mを戦う上で、オールカマーでは5番手追走で完勝したように位置が取れるようになってきたのも大きい。
願望込みではあるが、日本馬の中でロマンチックウォリアーを倒しうる馬は本馬のみだと思っているので、レーンという上積みによるジャイアントキリングに期待したい。
枠だけでいうとヒシイグアスも良いのだが、さすがにピークが過ぎた感。お隣のストレートアロンが前走同条件でG2を制覇しており、穴狙いならこっちの方が期待感あり。
今回、日本人騎手は世界のKAWADAと世界のDESKの2名が参加するのだが、どちらの乗り馬も印を打つのが難しかった。特に川田さんのは香港向いてなさそうな馬ばかり。
日本馬で1番勝算がありそうなのはゼッフィーロですかね。
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