オールカマー ◎エヒト
先週のセントライト記念は◎ソールオリエンスは不利を受けながらも最後に伸びて2着、だったのですが
完切りしていたシャザーンが3着に入って馬券は外れ。
3コーナー時点で外目を追走して加速を始めているのを見て、あ、やられたって思いましたね。望来が上手かった。
今週はオールカマーと神戸新聞杯。いよいよ来週がスプリンターズと凱旋門賞ということで、秋G1の季節が迫ってきました。
オールカマーはG1馬3頭とまずまずのメンバーが揃った反面、実績馬たちの馬柱が全体的に汚れており、そこらをどう評価するかが難しいところです。
(tenki.jp)ひとまずこれ以上は降らない見込み。晴れ間が出てくるのはお昼前で、気温もさほど上がらない。
→さすがに良馬場までは回復するはず。土曜で掘れた分、先週よりはちょっと時計が掛かるかも。
◎10 エヒト(菅原)
〇6 ジェラルディーナ(団野)
本命対抗がともに若手で、正直怖くて仕方がないのですが、結果的にはこの2強かな、と。
2022年
セントライト記念覇者・ガイアフォース←前走小倉2000m(レコード)
オールカマー覇者・ジェラルディーナ←前走小倉記念(3着)
中山は急坂のイメージから平坦の小倉とは適性が異なるように思えますが、去年は世代戦も古馬戦もともに前走小倉2000好走馬が勝ちました。
先週の予想にも書いたように中山2200は長くいい足を使える(要はスピードの持続力)ことが重要であり、かつ9月の中山は軽い芝で時計が出やすいので、高速馬場のロンスパ戦になりやすい小倉2000とは実は似たような能力が求められるということでしょう。
(小倉2000では坂への適性は測れないのですが)
エヒトは元々AJCC2着でこのコースへの適性を見せており、今年の小倉記念で58kgを背負いながら完勝。
凡走した七夕賞は前壁によるもので、本格化したと見ていいのではないでしょうか。
前走の内からの抜け出し方は川田さんが超絶上手かったというのもあるので、明良に乗り替わる上では外目の枠を引いたのもよかったと思います。
時計対応も坂への対応も申し分なく、後は明良のエスコート次第といったところ。頑張ってほしいですね
ジェラルディーナは去年と異なり宝塚記念4着からのローテになりますが、早めにまくった分最後は甘くなったものの、末脚の持続性と非根幹適性は十分発揮していました。
オールカマーはエリ女との間隔の関係で牝馬のトップクラスがよく出てきて結果を残しているのですが、牝馬の残り2頭が大外にブチ込まれてしまった(マリリンは加えて斤量も重い)ということで
牝馬の中では流石にこの馬を重視すべきかと思います。
▲2 タイトルホルダー(横山和)
結局抜けた人気になってしまっているので買わない方がいいのかもしれませんが…
3歳のセントライトの大敗がノイズになっていますが、あれは色々あって逃げを打てなかった結果前壁になって沈んだということで
このメンバー構成であれば逃げを打ってマイペースに持ち込むことはそれほど難しくないはずです。
状態面だけがどうも分からないので軸にするにはアレですが、向く向かないだけで言えば向く条件だと思うので、G1・3勝馬の実績にも敬意を表してこの評価に。
抑え1番手は△ガイアフォース。ジェラルディーナと同じ理屈でいけばもっと評価しないといけないですが、この馬は坂が苦手。
セントライトも勝ちはしましたが坂でアスクビクターモアに差し返されそうになり、平らになってから再度伸びるというレースでした。古馬のレースだとこういう部分は割り引かないといけないかと。
そもそもオールカマーを使ってきたのも秋の天皇賞でMAXの状態に持っていくため。ガイアフォースが1番向く条件は東京2000だと思っているので、明日好走しようと凡走しようと本番では重い印を打つつもりです。
ローシャムパークは馬柱こそ綺麗にはなりましたが、去年のセントライト3着は枠に恵まれた部分もあると思っていて、内有利の馬場コンディションになるなら切ってもいいかなと。
ローシャムが来れる馬場だとマリアエレーナも買わないといけなくなるので、点数絞る意味ではフラット〜やや内有利ぐらいだと助かるなあ。
神戸新聞杯は、本気度で考えると1500万組からが良さそうな気がする。難しいですね。