安田記念 ◎ウインカーネリアン

先週のダービーはなんとか抑えていたデサイル→ミラノの馬単が当たり勝ち。
ミラノ2着も買っておく、シンエンとレガレイラの序列、皐月賞組以外の評価、等はかなり的を得た予想だったのですが、ダノンデサイルの評価はブラックボックスに近かったので、なかなか重い印は打てなかったですね。
競馬の怖さ、ここにありました。いいダービーだったと思います。

安田記念、当日雨がどこまで降るかで予想も変わってきそうですが、現段階の予報ベースで。

◎11 ウインカーネリアン(三浦)
〇2 ガイアフォース(長岡)
▲7 ロマンチックウォリアー(マクドナルド)

G1・7勝、現在の世界最強馬の一角を担うロマンチックウォリアーが来日。
正直なところ今の日本のマイル路線はソングライン・シュネルマイスターの引退により層が薄く、素の実力では誰も敵わないだろう。
ただ、東京1600はこれまでの同馬の戦績にはない、左回りの直線の長いワンターン、ということで
足元を掬われるとすると厳しい流れで最後差し脚が鈍る、という感じではないか。

◎ウインカーネリアンは今回の逃げ候補だが、この馬は後続の脚を削る淀みない逃げを打つのが自分の形。
もう片方の逃げ候補であるドーブネはテンがそんな速くないので、ゲートさえ失敗しなければハナを叩くのは容易。
昨年のような速い馬場だと最後は後ろの馬の切れ味に屈してしまうのだが、馬場が緩んで差しが伸びなくなれば大いにチャンスがある。
前走は重馬場の高松宮記念、初スプリントだったのにも関わらず番手追走で4着。元々良馬場の方が良さそうな馬だったが、道悪は明確に克服できている。

鞍上の三浦皇成はちょうど10年前、不良馬場の安田記念で勝利までハナ差に迫った。騎乗したグランプリボスは16番人気。鞍上も道悪が上手い。
同じ舞台で悲願に期待したいところ。

〇ガイアフォースは淀みない流れを好む馬なので、ウインカーネリアンが作るペースと相性がいい。
フェブラリーで2着に来たように、馬場コンディションも芝ダートなんでもござれということなら道悪もこなせそう。去年先着されているセリフォスにもこの条件なら勝てる。

▲ロマンチックウォリアーは勝負根性にステ振りされたタイプの最強馬なので、条件や展開が向かなくともなんやかんやで最後伸びてくると思われる。切れない。

ソウルラッシュは確かに道悪は良いんですが、もうここ2年を見るにたぶん府中が良くない。馬は強くなってきているが買うなら秋の方かな。
セリフォスはレーンじゃないので消し。