菊花賞 ◎リビアングラス

先週の秋華賞は◎リバティアイランドが難なく三冠達成、〇マスクトディーヴァが豪脚で2着に入り、安かったですが3連単的中。
「目に見えない疲れを理由に評価を下げるのは願望」、今後も胸に刻んでいきたいと思います。
リバティアイランドは次走JCということで、イクイノックスとの対決が今から楽しみです。

今週は3年ぶりに京都開催の菊花賞。
皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラともに参戦ということで、ここ数年で見てもかなりメンバーは揃ったのではないでしょうか。
また、今年の特徴としては京都リニューアルオープンが4月最終週であり、京都経験がある出走馬が極めて少ないことや、有力馬に関東馬が多いことが挙げられ、馬場相性や輸送といった不確実性が例年より高いとみられます。
そのため、過去実績やオッズにとらわれずに狙いを定めていきたいですね。

(tenki.jp)日中ずっと晴れ。パンパン良馬場想定。
→今日の馬場傾向が継続。差し届く馬場。

◎6 リビアングラス(坂井)
今年の春クラシックの特徴は、1つはソールオリエンスとタスティエーラの2強状態であり、他馬は何枚か落ちるという評価であったこと、
そしてもう1つは、春先の天気が悪く道悪のトライアルが続いたことで、スピードやキレが優れた馬よりも道悪をこなす馬場適性や登坂力に秀でた馬の方がクラシックレースに多数出場することになったこと、以上が挙げられます。
また、京都を走ったことあるのは京都新聞杯に出た4頭のみ。うち、ダービーに出たのは1着のサトノグランツのみ。
要は、今年の春クラシックは菊花賞との連関性が非常に薄く、上位2頭を除いて皐月賞やダービーの成績を評価することはできないと思われるということです。

で、リビアングラス。
この馬は京都新聞杯の時にキズナ産駒というだけで本命を打ったら7番人気で3着に残したというのをよく覚えているのですが、
今回の有力馬の一角であるサトノグランツにクビ+アタマ差と差のない競馬をしていました。

この時はスローの逃げだったのでまあ展開がハマったのかな…と思っていたのですが、
前走の阿賀野川特別(新潟2200m)でテン3Fを34.0で入り、ラスト3Fを35.6(上がり3位)で逃げ切るという強い内容で勝ち、成長を見せつけました。勝ち時計もドゥレッツァが勝った同条件の日本海Sより0.1秒速く、時計面でも評価できる内容です。
今回はもう1頭、パクスオトマニカという逃げ馬も出場してきますが、テンの速さが全然違うのでまずこちらが逃げを打てるでしょう。

ダービーの時にも書いた気がしますが、タスティエーラは自分から動いて前を捕まえに行きたい馬なので、基本的にタスティエーラがいるレースは前が苦しくなるのですが、
逃げ馬はペースコントロールの権利がある以上、番手にベタ張りされなければ後ろの動きの影響を受けづらいので、
前の馬の中では展開が恵まれるというか、面白い存在になるのではないかと思います。

春の2強との力関係はなまじ直接対決が無い分わかりませんが、京都新聞杯で好走していたり、全弟が今日京都で勝ってたり、という点ではコース適性における不確実性は春の2強より小さいかと思います。京都に滅法強いキズナ産駒なのもいいですね。先週それ言ってコンクシェルも紐入れて来なかったですけど、、
差し届く馬場である以上、アタマで買うのはちょっと怖いですが、2〜3着には粘ってくれそうと信じて本命を打ちます。

〇11 サトノグランツ(川田)
ダービーはスロー展開で物理的に届かないポジションになってしまったことで惨敗でしたが、京都新聞杯と神戸新聞杯で1着と関西のレースでは結果を残している馬。
他馬が足色鈍るところで伸びてくるスタミナと操縦性の高さが売りであり、京都適性も示しているので馬のみで評価するなら1番菊花賞向きですし本命を打ちたい馬です。

ただ、、、長距離の川田は、、、
春天のボルドグフーシュなんか見てると、マイナスに働いてるとしか思えないんですよね…
ということで対抗に。

▲7 タスティエーラ(モレイラ)
結局既存勢力ではソールオリエンスとタスティエーラの2強なのですが、
ソールオリエンスは直線の登り坂でぶっこ抜く馬で平坦なところでのスピードが優れているわけでもないのと、
そもそも弥生賞を勝った辺りではタスティエーラはダービーよりも菊向けと評されていたこともあり、
どっちかというとこっちかな…と思います。枠も比較的恵まれてますしね。

△ドゥレッツァは枠次第では重い印を打ちたかったのですが、母系がMore than ready×Danehillの短距離血統で大外枠は流石にマイナスにしかならないので紐までに。これ距離持たせられたらルメールは本当にすごいなって思いますね。
後は上述したソールオリエンス、新潟記念で古馬相手に持続戦を完勝したノッキングポイント、リビアングラスの阿賀野川を評価する以上は2着馬のウインオーディン、までは抑えるかと思います。
(ウインオーディンは中山の成績を隠せば全然買える馬です)

消しは
ハーツコンチェルト→神戸新聞杯を見てもう右回りでは買わないことにしました
トップナイフ→今日の富士Sを見てしばらくはノリさんを買わないことにしました(デクラ≒ハービン と考えたら適性的にも切れます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?