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<タイトル変更の【第2回目】>   人類史を妄想しつつ、通過する試み😁「WEB3.0」じゃなく「Crypto1.0」だと叫びたい

■ Crypto = Block Chainに存在/識別される価値単位
BTC,ETH…等のFT、NFT(当然、Gトークン等含む)…■ BS/AC  = Before Satoshi / After Crypto
■ Before Satoshi (BTC誕生前)  =  〜 WEB2.X
nonbankedと個人情報丸投げの同居「混沌の旧世界」
■ After Crypto (BTC創成後) =  Crypto1.0 〜
個人情報の非開示可能な「Invisible Trustの新世界」

ざっくり用語集1.1

① WEB1〜2は「半導体時代」、WEB3は「新時代」

「WEB3.0」というネーミングは、「WEB1 & WEB2」の延長上にあることを意味する事は明白です。しかしそれは延長された時間軸のみが一致しているだけだと妄想しました。各々は異なる時代だと思います。

「WEB1〜2は旧時代」 ➡ 半導体時代
「WEB3は新時代」    ➡ クリプト時代

「石器時代」、「青銅器時代」、「鉄器時代」.…
色々な時代解釈を経て、人類は現在に至っています。
改めて振り返ってみた場合、現代は「何」時代なのでしょうか?
そろそろ名付けても良いのではないでしょうか?

私はそれを「半導体時代」と「クリプト時代」の過渡期と呼びます。
半導体、この発見/発明がなければ、現代のコンピュータテクノロジーは全く成立していないのは間違いのない事実のはずです。
そしてクリプトの発明が新たな時代の序章の幕開けだと考えます…
いや妄想します。

半導体自体の着想は200年程前、19世紀初期には有ったと聞いています。
それではいつから「半導体時代」が始まったのか?この拙い記事を読んでくださる方がいらっしゃるのなら是非、お考えをお聞かせください。

「トランジスタの発明」、「ジョン・フォン・ノイマン生誕」、あるいは全く視点を代えて「チューリングマシン思考実験の発表」等、切り口はいくらでもあるのだと思います。
※いまのところ、私自身は「1936年 チューリングマシン」派です※

②「クリプト」を「半導体」と同等に扱うわけ

「半導体時代」とは現在風のコンピュータテクノロジーを創造し育てた時代だと考えます。

その結果、
「データの集積や利用が圧倒的(奇跡的?)に高速かつ容易になった」
このまとめ方、ちょっとひどいですね(笑)。
これでは、ゼロックスのパロアルト研究所もフェアチャイルド社やジョブスを含むGAFAも何もかも研究者も技術者も、携わった皆さん全員が浮かばれないように思われるでしょうが、30字以内でまとめるとこのような感じです。

その結果、何が起きたのか?
「他者への個人情報の丸投げ」です。あるいは「Trust」の置換です。
これは問題点の下層レイヤーに過ぎません。
問題はその個人情報を無断で使用されること、そして経済的Trustを保てない人々が置き去りにされること。例えば、nonbankedのひとたち。

そんなことは当たり前…と考える方は多いと思います。
それはアメリカの南北戦争前と同じ考え方です。肌の色や出自の違いにより奴隷になっていた人々に「当たり前じゃないの?」と言っていたのと変わらない、私はそう感じます。それは本質的に何かが違う。

「クリプト時代」の到来は、その当たり前を覆す時代だと妄想しています。
個人情報の非開示可能な世界」、「Invisible Trustの新世界」です。

書きながら、Bob Dylanの「Blowin' in the Wind(風に吹かれて)」を妄想しました。あの諦念そのものは異なる時代背景から生まれたものですが、現代人は忙しすぎて、その境地にすら辿りつけていないのかもしれません。

追記:「鉄器時代」という時代呼称はなくなっても、人類は新たな金属を「発見」しつつ現在のテクノロジーを発展させてきました。
同様に「半導体時代」も、呼称としては「クリプト時代」に変わったとしてもテクノロジーの発展は進むのでしょう。ただし、よりヒューマンの方向をもって…と妄想します。

追記:あの(!)ジャック・ドーシー氏が「WEB5(WEB2+3)」を標榜しているそうですが、もう一歩、大きく外に飛び出してもらいたかったと妄想。 

③ 西暦を参考にして、新たな「紀元」を妄想してみる

この妄想が、一部ではあっても「真理」なのだとすれば、新たな紀元を作り出しても良いだろうと考えた…次第です。

世界中に多くの「紀元(紀年を記す方法)」があります。
西暦、イスラム暦、皇紀…UNIX暦というものもあるとか、ホントに種類が豊富です。

そこで、私も西暦を参考にした新たな紀元を妄想しました。
この手の話は少々、デリケートな部分がありますので、様々な批判や改訂の動きがあることを知りつつ、ごくごく一般的に普及している内容をベースにさっぱりといきます。

新たな「紀元」の名称は「クリプト暦」です。

■クリプト暦(BTC発表の西暦2008年を「紀元元年」)■   
紀元前 :BS 「Before Satoshi」
紀元以降:AC 「After Crypto」
 

<参考:西暦(イエス・キリスト生誕を「紀元元年」>
紀元前 :BC 「Before Christ」
紀元以降:AD 「anno Domini」 ※afterの意味はないです※

つまりクリプト暦では、西暦2008年(SatoshiがBTCホワイトペーパー発表)を紀元元年とし、2007年以前を紀元前とします。

これは私の勝手な妄想ですが、Satoshiなる人物(彼?集団?)は融通の利かない既存世界に対する挑戦や抵抗の香りがします。
過度な表現をするのであれば革命家とか過激派。
BS」ではSatoshi を用いながら、「AC」ではSatoshiを用いていない理由は、そんな人物であれば「神格化」を忌み嫌うだろうと考えたからです。

WEB3.0の世界は、誰もが生まれ持った束縛から解放されて、自由に旅をする世界。そこには「神」を祭り上げる必要はないと考えます。

西暦を「せいれき」と呼称する日本語の世界では、Cryptoの頭文字がCなので「しーれき」でいかがでしょ?
    

<次回予告>
今回も「ブレトンウッズ体制崩壊」まで進めませんでした。次回はいけるのだろうか.…
これからも少しずつ、人類史を妄想しつつ、通過をしていくつもりです。


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