サブキャラを実践投入まで育てるコツ 〜サブキャラを挫けてきた人間が使えるようになった経験から〜
はじめに
こんにちは、莉森です。篝火#8が終わり自分の中で書き出したいことが沢山思い浮かんできて、久しぶりに記事を書いてみようと思いました。
ここ最近で強く思うようになったのが、持ちキャラ(メインキャラ・サブキャラ)に関してです。DLC2の脅威もあり、競技シーンでは2キャラ持ちの上位選手が増えてきており私の関心が高まっていたり、元々サブキャラを作って実践投入してみようとしたものの挫ける経験が何回もあり、ようやく機能するサブキャラを作れたということで、サブキャラの考え方や知識などは他の人よりも自信があります。
今回語りたい?説明したい?のはサブキャラを決めて練習〜実践投入までの過程で重要だと考えていることです。どのキャラがサブに合っているか〜とか、そういうキャラそのものの話もいつか書きたいですが複雑なのと今書きたいのは今回の内容だったので、、、
私の経験と合わせて重要なことを説明していきたいと思います。
1.始めていち早く対戦数を積む
簡単です。「とにかく早く対戦数を積む」
…そりゃそうだろ。と思う人もいるかもしれません。フォーカスして欲しいのは「早く」というところです。
私は大体去年(2021)の夏ごろからウルフをサブキャラとして使用していました。4ヶ月間ほど使用していたのにやめたのは、「使用期間だけが延びるのに、まともにキャラ理解が進まなくていつまでも下手であるというギャップに萎えてしまった。」からです。
この4ヶ月間、オフ対戦会や大会のフリー対戦でメインキャラと並行して触る程度で、基本的な要素はともかくウルフのそれぞれのキャラの対策等は全くできていませんでした。
この状態だともちろんまともに勝てないわけですが、このまま使用期間だけ伸びていると「なぜ俺はこんなに使い続けているのに勝てないんだ」とプライドだけが膨れ上がって、自己嫌悪に陥ります。僕はそうでした。
これを踏まえて、大体触ってから〇〇ヶ月間とか、目標設定をしてガッツリ取り組むのが1番だと思います。それを考えると、対戦数を積みやすくて勝てば勝つほどレベルが高い試合ができる量と質が揃っているスマメイトをやるべきかなと思います。
実際私もサブキャラとしてディディーコング(以下、DD)を使用していて、最初はレート1700を目標にしていて大体100戦ぐらいして達成しました。(2、3ヶ月ぐらい?)
ここまでくればある程度基礎は保障されるし、自信もあるのでトーナメントで出してもきちんとサブキャラとして機能してくれました。
2.悪い流れは受け流す姿勢
サブキャラ育成はメンタル的には結構しんどいところがあって、メインキャラの実力と比較してしまったり、考えが確立していないときは連敗してしまったりとかまだまだメインキャラと比べて未熟なところが沢山です。負けが続いて、「やっぱりこのキャラ向いてないのかな」とも思ったりするでしょう。
ただ、そこでキャラ変えを検討するのはあまりにも早すぎます。プレイヤーは人間なので調子が良い時と悪い時があるのは当たり前だし、悩むほどの努力をできてないことが多々あります。
この悩みを乗り越えるためには「プライドを高く持たないで負けたことには無関心でいること」が重要かなと思います。これはサブキャラに限りません。
負けたら原因を探ってみたり、どうやったら勝てるかみたいなアプローチをしていけば、むしろ成長のチャンスになり得ます。また、練度が浅い頃の方が上達自体は早いので前向きに取り組みましょう。
私の体験談だと、一通りDDを使えるようになってきて、いきなり立ち回りがわからなくなって思うように勝てないことが最近ありました。そこで、私が取った行動は、、
「何も考えずに寝る」
これです。寝るのってほんとにすごくて大抵の悩みは寝たら治ります(個人差あり)。それでもまだ気がかりなことがあったらキャラ変えなど検討してみてもいいかもしれないです。
とにかく、悩んでキャラ変えする前に落ち着いてみましょう。
3.選びたい場面・メインキャラとの比較
サブキャラを使っていくうちに、キャラの強さやメインキャラとの共通点・違いは明確にわかってくるはずです。それをまとめてみると、対戦中に出したい場面が理解できてモチベーションに繋がると思います。
例として私の話をします。メインキャラがロックマンで、対戦してて苦しいと思うミェンミェン・ゼロスーツサムス・ファルコあたりに強く出せるのが魅力的でDDを使い始めました。
他にキャラを使い分ける基準としては、ロックマンが上手く動かなくて負けてしまい、メンタル面に響いた時に出したり(これは篝火#8のトーナメントで強く思いました。)など自分の中で選出の考えがまとまってきています。
共通点としては、やはりどちらもアイテム持ちということでロックマンのNB(メタルブレード)を扱ってきた経験がすぐ活きました。しかし、若干アイテムに頼った立ち回りになっているかなと反省点もわかりやすく理解できました。
2キャラの違いは非常に多くの部分で感じていて、印象的なのが2つ、DDは近距離で技を押し付けるのが強い(「許される」と言った方が正しいかも」)ことと、崖をつかまない復帰ルートがあるということです。どちらもロックマンにはない強みなので、一から考える必要がありました。
+α サブキャラを使い始める時期について
本題とズレますが、サブキャラを使い始める時期について考えてみようと思います。一般的には成長するには単キャラが1番良い!と言われがちで私も賛成派ですが、初心者大会のリザルト等見てみると多キャラ使いの人がそこそこ見受けられて初心者層とそれ以上の層で何か考えの違いがあるのかなと疑問に思いました。
かくいう私も、今よりもよっぽど結果を出していない初心者層の頃は3、4キャラぐらい使ってました…当時考えていたことがあまり思い浮かばなかったのですが、単純に多キャラを使うのが楽しかったからなのかな?とイマイチ心情を把握できていません。
それは置いておいて、単キャラは「悪い結果の時もあれば、良い結果の時もある」複数キャラ持ちは「結果が安定する」ということはよく言われていて一般的だと思います。
それゆえ、とにかく実力を伸ばしたい初心者層は基本的に単キャラ使いであるべきかなーとは思います。自分の結果にある程度満足したり、不利キャラの対策を煮詰めても勝てないキャラがいるなどで2キャラ目を触り出してもいいと思います。
まとめ
やはりキャラ運用のことに関してはどんどん考えが浮かんできてすぐ執筆できました。今回覚えてもらいたいのは
早めに対戦数を積む
小さい悩みは気にしない・すぐ解決する
選びたい場面やキャラの強み、メインキャラとの共通点や違いを考え、対戦するときのイメージを持つ
この3つがとりあえず私はサブキャラを使うにあたって思い浮かんできました。みなさんもぜひ意識して取り組んでみましょう。
ご覧いただきありがとうございます!