カラスのカスケ
気づいたら一人ぼっち。
自分には、自由がある。家族がいる。
友だちもいるし、仕事もある。
心配で眠れない事もあるけれど、お布団あるし、ご飯もモリモリ食べられる。
これを幸せと言わず何という。
心の奥から時々聞こえる?
そこにいる?
小さな「孤独」に気づいた時、思考が停止したかのように、
ただただ窓の向こう、遠くに見える風景を見つめるだけの時間ができる。
庭にやってくるカラス。
トントントンと地面を蹴って水場に移動し、喉を潤した後に飛び去るまでの短い時間。
遠くの風景から目の前の出来事に意識が移り、
そして、日常がもどってくる。
今日も私は元気だ。