Rimo Voiceリリース一周年になりました。
こんにちは。Rimo合同会社で代表社員をしている相川です。
Rimo VoiceというAI文字起こしサービスを運営しています。このサービスが本日で1歳の誕生日を迎え、私事ながら自分自身も35歳の誕生日を迎えました。
Rimo VoiceはtoBで使える文字起こしサービスでありながらも、以下のようなフリーランスやライターの方などtoCのユーザー様のTweetに支えられて大きくなり、今では登録ベースではありますが、2万人のユーザー様に使っていただけるまでになりました。本当にありがとうございます。
すごいすごい!すごすぎる!!!
— 西村創一朗 | 複業研究家・カタリスト | 『複業の教科書』著者 (@souta6954) September 8, 2020
ありとあらゆる自動文字起こしサービスを使ってきたけど、Rimo Voiceの精度の高さハンパない!!!
「あー」とか「えー」とかをカットするいわゆる「ケバ取り」も自動でされてるし、ほんとすごい。感動した。 pic.twitter.com/bmza0HUtd8
文字起こしサービスRIMOの精度にドン引きしてる… これ記事書く手間半減してしまうのだが?????https://t.co/0sQefC4pPA pic.twitter.com/yOGnA97t0G
— 池澤あやか / いけあや (@ikeay) September 11, 2020
さて、もしかしたら冒頭で、合同会社?代表社員?という言葉に違和感を覚えた読者様もいるかもしれませんが、自分たちはかなり変わった組織体制で会社を運営しています。通常、こういったAIのサービスは、大企業でなければ、スタートアップと呼ばれる株式会社が開発し運営するものです。
スタートアップの定義は色々ありますが、一般的には成長を目指し、それをエンジェルやVCと呼ばれる投資家に認められることで何億という資金を株式と交換で調達することで、会社を運営し競争力を担保します。
かく言う自分も、これまでの経歴はとしては、Googleや日本のスタートアップ企業に在籍したこともあり、そういう競争力のある会社に憧れと、自分がそこにいることの誇りをもって働いていました。
ただそういった会社で10年ほど働き、仕事だけじゃなく家庭と言うものも大事になる年齢になってくるなかで、そういった働き方に対して違和感をおぼえることもありました。具体例を数個挙げると、
・ 上場を経験して労働者に比べて、投資家が儲かりすぎだなと思った。もともとお金をもっていて、いい起業家を見抜いてそれを金銭面で支援する人も大事だけど、その起業家に見抜かれて一生懸命働いた人との取り分の差を目の当たりにすると愕然とするなと思った。
・なんで会社ってそもそも成長を求めるんだっけ?市場がサチるとかいわずに、今のターゲットだけに向けてサービス提供してたらなんでダメなんだっけ?
・普段真面目に働いてくれているiOSアプリのテスターの方に、「子供が夏休みだから1週間だけ在宅ワークしたい」と言われた。普段の感謝もあるし、仕事の効率が多少落ちるとしても自分はOKと言いたかったけれど、会社は在宅ワークを認めてないし不平等なことはできないと言われ認めてあげられなかった
もちろん、自分の小さな経験しか元になっていないので、他の会社は違う、君は運が悪かったねと言われればそれまでかもしれないです。でも、「あれ、割と一般論かもしれないな」ということが、他の会社のIRを調べることや、実際に友達から他の会社の話も聞くことでわかりました。
例えば、投資家は一度の投資で株式の10%-20%を持っていく一方、ストックオプションと呼ばれる社員に配れる分は会社全体株式の10%までで構成しているのが通例といった話は事実だと思う。もちろんいろんな工夫で抜け道はあるようだけど、起業家は事業を成功させるだけでも大変なのに通常のルールと違った方法でやってみさせるというのは酷だし、実際そんなことを考える時間はなくなるのだろうなと思う。
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