10.当事者研究と私

こんにちは。りみ子@元引きこもり*です。

『当事者研究』

私がこの言葉を知ったのは、今から12年前です。

当時通っていた自助グループに統合失調症と依存症を併発している女性がいました。彼女との関わりがきっかけでした。

確か、べてるの家の「当事者研究」という本を彼女から借りたのだと思います。

その本を読み、印象の強かった内容は、統合失調症の症状、幻聴を「幻聴さん」と呼び、「あ!幻聴さんがきた!」というように、自分の症状をどこか面白がって、否定せず共存する。そういった取り組み、治療の手段が紹介されていたことです。

今朝、たまたま、この『当事者研究』という言葉を思い出したのです。

私が今このnoteを使い、取り組んでいることもまた『当事者研究』の一環なのかもしれない。そう思いました。

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うつ病の患者さんに、多量の薬を飲ませて、例えば確かに「死にたい」という衝動はなくなるかもしれません。

統合失調症の患者さんに、多量の薬を飲ませて、幻聴が聴こえなくなるかもしれません。

これは、頭が痛くて、痛み止めを飲むのと一緒ですね。

その時、痛みを緩和することは確かに大事かもしれません。

しかし、一生、医者に通い、薬を飲んで安心した気持ちになって、また頭が痛くなって病院に行って、薬がもっと強くなって…病院が儲かるだけですよね(笑)

心の病、不調も同じだと思います。

医療まかせにせず、当事者が主体的に治療に取り組む。

その先にあるものは、「こんなやり方がうまくいったよ!」または「うまくいかないよ!」という体験のシェアであり、当事者同士の相互回復という、みんながhappyになる未来ではないでしょうか?

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私が思う『当事者研究』とは、自分の心の動き(反応)を観察することからはじめます。

どうしてそのような反応を示すのか、自身に問いかけ調査しますから、まさに研究ですね♪

その反応パターンをやると、自分周りの人に迷惑がかかるなら(そのパターンをする自分が嫌なのであれば)別のやり方に行動を変えていかなくてはなりません。

その新しい行動パターンを研究することも『当事者研究』ですね。

さらに言うと、新しい行動パターンは自分以外の人からのアドバイスをうけることが良いと思います(自分で自分のことが分からずにここまできたのですから)

そうして得た新しい行動パターンを身につけるには、時間がかかります。(何事も習慣化するまで90日はかかると言われています。)

変化した!という結果が出るまで、忍耐が必要かもしれません。

その忍耐を″研究”という言葉と、ユーモアで楽しんでみてはいかがでしょうか?


《反応は変えられない。行動は変えることができる》


″楽しんだもん勝ち” ですね( *´艸`)♡


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今日は初めてみんなのフォトギャラリーから画像を挿入してみました。

クリエーターりゅかさんのイラストです(^^) 
可愛らしい♡

ゆるっといきましょう♪





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