このたび、生後5ヶ月の双子を抱えながら【双子のお家】に関する活動を始めました。
双子が生後2ヶ月の頃に思い立ち、
生後5ヶ月から本格始動した【双子のお家】に関する活動。
今回は活動の紹介と、何故そんなことをやっているのかを書いていきます。
今のところやっていることは大きく3つ。
①双子のお家レイアウト相談に乗る
自分の仕事や双子ママとしての経験をもとに、
スキルシェアサービス・ストアカにて
初産でこれから双子ちゃんを迎えるママ・パパ向けに
双子育児のレイアウト&出産準備講座
を始めました。
詳細はこちら▶︎双子育児レイアウト&出産準備講座
今まで本当にありがたいことに
5組の双子妊婦さん・プレパパさんが参加してくれました!!!嬉 こんなお声もいただいています。
②我が家の様子を逐一記録して発信する
こちらはInstagramにて
双子の成長と、それに合わせて場当たり的に変えていくお家の試行錯誤
を連日ポストしています。
詳細はこちら▶︎Instagram「みずしずと双子のお家」
7ヶ月の時に初めて、生まれた直後からかなり細かく、思い出せる限りのことを記録しています。大変そうすぎてやるかどうか1週間悩みました。笑
もうすぐ現実世界に追いつく予定、、(息切れ
③双子育児とお家についての思考を発信する
こちらのnoteでやっていこうと思っていることです。Instagramで写真や動画を残せても、その時々の思考は中々うまく発信していけません。
あと、まだまだ新米ママの1人なだけな私は、双子育児のことも周辺のことももっと学んでいきたいなぁと思っています。
ここでは、まさに今書いているような、
思考や学びを発信する場
にしていければと思っています。
それでは、何故そんなことやってるの?について。
初産でまさか双子なんて考えてもいなかった
私自身、初産でまさかの双子。
周りに双子ママさんは少しいましたが、
正直言ってなんとゆうか遠い世界での出来事だと思っていました。かわいいな〜でも大変そうだな〜とゆう感じです。
双子と言われても中々実感が持てず、
すごい勢いで大きくなるお腹に
幸せと不安を感じながら妊婦生活を送っていました。
子供は欲しいと思っていましたが、
いきなり家族が2人増えるなんて
考えていなかったので、引越しも必要そうです。
双子育児やお家に関する情報が少なくて困った
双子育児はとにかくわからないことだらけです。
準備しようにも双子向けの情報はまだまだ少なく、
いろんな人のブログや多胎育児本を読み漁ると、
「2歳までの記憶がない」
「大変で鬱になりかけた」など、
果たして自分にできるのだろうか、、、と怖くなるばかり。
でも情報収集しても、どこがどう具体的に大変で、
いつまでが周りのサポートが必要なのか、
育児スペースはどうしてるのか、中々細かい情報が出てきません。
これは双子育児をしてみて理由がわかりました。
おそらくみんな大変すぎて、2人のかわいい写真を撮っておくのさえいっぱいいっぱいで、場当たり的に変えていくお家や育児の記録って中々残せないんです。
特に困ったのは「赤ちゃん2人とママがどうやって寝るか」
これに関しては本当に情報が少なくて、
よくみんなが使ってるベビーベッドは寝室に二台も入らないし、
かといって一台に2人寝かせるとしてもすぐ大きくなって入らなくなるのでは、とか。
お布団で雑魚寝が多そうだけど我が家は高いマットレスを買ったばかりで手放したくない、とかとか。笑
添い寝が楽!と書いてあっても
『双子と添い寝ってどうゆう状況?
「川」の字ならぬ「小」の字状態?!』みたいな。笑
もう本当、わからないことだらけです。笑
救世主は周りにいた先輩双子ママさん
そんな時、双子先輩ママさん2組からお誘いをうけ、
それぞれのお家に遊びに行かせてもらえることになりました。
いきなり目の前で繰り広げられる0歳児2人との格闘。笑
でも「大変だけど楽しいよ〜」と笑いながら手際よくお世話をするママさんに、
寝るスペースはもちろんのこと、
事細かに出産準備や便利グッズ・育児ノウハウを伝授してもらってものすごく安心した覚えがあります。
最後はやっぱり自分で試行錯誤するしかない
ただ、とっても参考にはなるけれど、
いざ同じことを自分の家でやろうとしても、
物理的にスペースが足りなかったり
既にある家具との兼ね合いもあったりして、
結局最後は自分で考えるしかありません。
思った以上にボロボロな産後の体(と心)で
双子の成長に合わせて部屋のレイアウトを変更したり
家を整えるのに試行錯誤することになりました。
私はそれが仕事と繋がっていて勉強になったし、
趣味の一部として逆にリフレッシュになったから良かったものの、
苦手なママさん達には過酷な作業だなぁと思ったのでした。
同じように悩むママパパさんのために、私ができることってないかな、、、
新生児期を乗り越え、すこーしだけ体と心が落ち着いた頃に、そんなことを考えはじめました。
考えた末に行き着いたのが、上記の
①個別の状況に合わせてレイアウト相談に乗る
②我が家の試行錯誤の記録をきちんと残す
③写真や動画だけでなく、思考を発信する
でした。
フレッシュな記憶と記録がある今だからこそ、
そして仕事と繋がっている私だからこそ、
できることで何か役に立てたらと思っています。
育児を始めて現実に直面したからこそ、思考を発信していきたい
さらに補足すると、これはnoteを始めるきっかけでもあるのですが、育児を始めてみるとマイノリティだからこそのちっちゃな不便が沢山。
昔に比べると双子や多胎児の割合も増えていて、
年間2万人ほど生まれているそうなのですが、
全体の出生数からすると2%程度でまだまだマイノリティです。
(厚生労働省多胎児支援のポイント参照)
ちっちゃな不便の代表格は、去年ニュースにもなっていましたが、
親1人で双子を連れてのバス移動が実質できないことですね。
私自身双子の1ヶ月検診で、自宅から歩いて20分の病院にはじめて行く時、「そもそもどうやっていくんだ?」と悩んだ時期に飛び込んできたニュースだったので、印象に残っています。
正しくは、ベビーカーを畳んで乗車するように言われる、とゆうことですが。首も座ってない赤ちゃん2人を抱っこにおんぶして荷物を持ってベビーカーを押さえながら乗るなんて、手が4本あるポケモンでも無理なのです、、、。たとえ大人の人手があっても、双子を抱っこしたりベビーカー畳むのでモタモタするのを周りに白い目で見られそうだし、私は双子を連れてバスに乗ったことはありません。。車椅子と同じように、畳まないで乗れないのかなぁ、、、なんて思っていました。
(ちなみに、これに関しては、今ちょうど変換期で、畳まないで乗ることが可能になるようです!!!感動!!)
その他にも、安全のためにガードレールの中を歩いていたら、途中にあった電柱に阻まれてベビーカーが通らず、もと来た道を戻ったり。
カルディで買いたいパッタイペーストがあるのに、
1人なら頑張って抱っこで入れても2人抱っこにおんぶじゃ無理だから違う大きいスーパーに行ったり。
ベビーヨガ教室に興味はあるけど、お子さん連れ歓迎と書いてあっても、2人連れて行ったら1人見る人がいなくて無理だろうなぁと諦めたり。
長くなりましたが、こんなちっちゃい不便、多分当事者が言わないとみんな気づかないと思うんですよね。だから、感じたことや思ったことを、ちゃんと発信するのって大事だなぁって。
それで、双子やもっともっとマイノリティな双子以上の多胎児さん向けのサービスや配慮や施設が、増えていくと嬉しいなぁと思っています。
今後やっていきたいこと
まずは初めに書いた3つの活動を、細々とでもいいからちゃんと続けて、双子ママパパの役に立つこと。
そして余力が出てきたら、以前の私のように、双子育児を別世界での出来事だと思っている沢山の人たちに、少しでもこの世界を知ってもらうこと。
双子も三つ子も、年子も一人っ子も、大家族も各家族も、それぞれの状況や立場を理解して、子育てしやすい世の中になっていくといいなぁって思います。
そんなことをいいながら、
双子の保育園が始まって風邪を移しあいまくったり、育休あけてまた楽しい仕事が始まったりしたら、
考える余裕すらなくなるかもしれませんが、
興味を持ってくださる方がお一人でもいる限り、
ライフワークとして頑張って続けていきたいと思っています。
そしてもちろん私自身まだ新米ママの1人なので、
いろんな方から学ばせてもらいたいなぁと思います!
最後までお読みくださってありがとうございます。
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