標本誤差と非標本誤差
1. 標本誤差:母集団の一部しか抽出しないことで生じる誤差。一部のデータ(標本)を選び、全体(母集団)を推定する際、生じる誤差を標本誤差と呼ぶ。
例えば、製品の認知度の調査で、標本と母集団で一致しない場合。
2. 非標本誤差:標本抽出の過程「以外」から生じる誤差すべて。データの測定ミス、調査設計の不適切さ、回答者の誤解、未回答、データ入力の間違いなど。
インターネット調査によってインターネットを使っていない人を排除してしまうことによる偏りや、調査に協力してくれやすい人を集めてしまう偏りなども非標本誤差です。